NASDAQ上場企業としてはビットコイン(BTC)の最大保有量を誇るMicroStratagy社が、ビットコイン投資に関する企業向けカンファレンスを開催した。
今回のカンファレンスにはMicroStratagy社CEO(最高経営責任者)のMichael Saylor氏も参加し、「2021年は、企業資金が“雪崩”のようにビットコイン市場に流れ込む」可能性があると期待するとともに、同カンファレンスの大成功を報告した。
大量ビットコイン保有中のMicroStratagy社開催『BTC投資に関する企業向けカンファレンス』は大成功!
Our @MicroStrategy World 2021 was a great success, with 22,031 registrants. The #Bitcoin for Corporations program attracted 8,197 attendees from 6,917 different enterprises. All sessions are free & uploaded here, along with our Bitcoin Corporate Playbook.https://t.co/8KKB7m0EvK
— Michael Saylor (@michael_saylor) February 6, 2021
2月3日から2日間、MicroStratagy社は『ビットコイン投資に関する企業向けカンファレンス=“MicroStrategyWorld2021”』をオンラインにて開催。今回のカンファレンスでは、企業によるビットコイン投資について、法務及び財務、企業戦略など多岐にわたって話し合われた。
2月6日、MicroStratagy社のCEOを務めるMichael Saylor氏は同カンファレンスの「大成功」を自身のTwitterにて報告し、総勢22,000人もの企業幹部らが“MicroStrategyWorld2021”に登録したことを明らかにした。
同氏によると、これらの22,000人のうちカンファレンスに参加したのは8,000人以上にものぼるといい、「仮想通貨及び市場の可能性に興味を抱いていた人々が多かった」と報告している。
「私たちの“MicroStrategyWorld2021”は、22,031人の登録者を集めて大成功を収めました。“Bitcoin for Corporations”プログラムには、『6,917』の企業から『8,197人』もの参加者が集まりました。」
また、今回のカンファレンスにてMichael Saylor氏は「機関投資家によるビットコイン市場参入」の観点について、以下のように語った。
「仮に各企業の準備資産でドルやユーロが大量に蓄積されているならば、こういった通貨が年々約15%もの価値を失っているという事実を改めて知っておいた方がためになるかもしれません。」
「わたしは一部の現金をビットコインに変えることを推奨します。(中略) 2021年以降も企業資金がビットコイン市場に流れ込む可能性は比較的高いと信じています。」
カンファレンス後にはMichael Saylor氏は、「参加者の反応は自身の期待を上回った」と述べ、「圧倒的な反応」に満足していると説明。
加えて同氏は、「今回カンファレンスに参加した企業のみならず、自身のメッセージがすべての人々や企業に届くことを望んでいる」とのメッセージを発信した。
機関投資家によるビットコイン(BTC)市場参入の先駆者MicroStratagy社のこれまでを振り返る
2020年、個人としても『2億3,000万ドル相当以上』ものビットコインを保有するCEO Michael Saylor氏が率いるMicroStratagy社は、他企業に先駆けて大量のビットコインを購入することで、機関投資家による仮想通貨市場参入の潮流を形成。
その後もMicroStrategy社は2020年から2021年1月にかけてたびたびビットコインの追加購入を実行し、多大な利益を創出している。
報告によれば、MicroStrategy社は、2020年12月頃からのビットコイン強気ラリーによってわずか2か月間で『約1億ドル』の利益を享受したといい、同社株価も急激に高騰(以下チャート)。

(Source:https://cryptopotato.com/microstrategy-ceo-introduced-bitcoin-69000-enterprises/)
いまや同社は、企業として『70,000BTC以上』ものビットコインを保有している。
そして先月半ばには、Michael Saylor氏は自身のTwitterにて、以下のように『ビットコイン投資に関する企業向けカンファレンス』の開催を報告、2020年Q4(第4四半期)決算発表においてビットコイン購入に関する強い想いを表明するなど、仮想通貨業界にも多大な影響力を有する人物のひとりとなっていた。
On Feb 3 & 4, @MicroStrategy will host Bitcoin for Corporations. Join our officers, industry luminaries & strategic vendors for a free, online, accelerated course in #Bitcoin strategy & tactics to grow your company & create shareholder value.https://t.co/dHYPyWGxbo
— Michael Saylor (@michael_saylor) January 12, 2021
“Going forward, we continue to plan to hold our bitcoin and invest additional excess cash flows in bitcoin. Additionally, we will explore various approaches to acquire additional bitcoin as part of our overall corporate strategy.”https://t.co/RNs8E0XF6J
— Michael Saylor (@michael_saylor) January 28, 2021
MicroStratagy社のビットコイン購入発表以降は、Square社やMassachusetts Mutual社など世界的大手企業らも立て続けに仮想通貨市場へと参入し、ビットコイン市場における“機関投資家”の存在感が日々強まっていた。
「ビットコインエコシステムにとって“プラスの影響”」機関投資家が仮想通貨市場に対して有する重要な影響力
米大手仮想通貨メディアcryptopotato.comは、Michael Saylor氏及びMicroStratagy社がビットコイン市場におよぼす影響について、「プラスの影響だ」を評価するなど以下のように報じた。
「MicroStratagyの動向は、ビットコインエコシステム全体に“プラスの影響”をおよぼしていると考えられます。(中略) 一方で経済的見地からは、同社がこのような急速なペースでビットコインを大量に購入しているという事実は他のマーケットメーカーにとって十分なビットコインがなかったために、価格に上向きの圧力をかける供給の不均衡を生み出すことにつながっている可能性があります。」
「それでもMicroStrategyは、2020年第3四半期・第4四半期においてビットコインエコシステムに参入する機関投資の中でも最も優れた企業のひとつでした。PayPal・Square・MicroStrategy・Grayscaleなどの大企業からのビットコインへの投資は、ビットコイン市場の成長を加速させることに貢献しています。この動きは、ゆっくりながら着実に進んでいるようです。」
機関投資家がビットコイン市場に対して有する影響力は、日に日に強大化しつつある。
これは、MicroStratagy社やMichael Saylor氏の動向にも大きく関わっているだろう。
そして、今後将来的にビットコイン市場がどのような成長曲線をたどっていくのかは、今回のカンファレンスに参加した各企業によるビットコイン購入への動きが深く関係していくこととなるかもしれない。
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この記事は、cryptopotato.comの「MicroStrategy CEO Introduced Bitcoin to Over 6900 Enterprises on His Latest Event.」を参考にして作成されています。