Global Macro Investor and RealVision社のCEO(最高経営責任者)兼著名トレーダーのRaoulPal氏が、ビットコインについて再び超強気な予測を公表した。

RaoulPal氏によれば、「ここ最近のビットコイン価格上昇は長期的な強気相場の始まりに過ぎず、2021年11月までに『15万ドル』にまで高騰する可能性がある」という。

「ビットコイン(BTC)価格は2021年11月に『15万ドル』まで高騰」著名CEOが超強気な予測打ち出す

先日行われたインタビューにて、Global Macro Investor and RealVision社のCEO(最高経営責任者)兼著名トレーダーのRaoulPal氏が、今後のビットコイン(BTC)市場の動きについて強気な予測を打ち出した。

RaoulPal氏によると、「最も保守的なシナリオ」として、「2021年11月までにBTC価格は『15万ドル』にまで高騰する可能性が高い」という。

同氏のこの超強気な予測を裏付けているのは、「機関投資家」の動きだ。

RaoulPal氏は、以下のように主張する。

「ここ最近のビットコイン価格上昇は、長期的な強気相場の始まりに過ぎません。ビットコイン価格は、2021年11月までに15万ドル(約1,560万円)にまで高騰する可能性があります。これは、私の中で最も保守的なシナリオです。そして、大量の機関投資家が市場に流入している傾向を考慮すると、その価格は25万ドル(約2,600万円)に到達する可能性さえあります。」

さらにRaoulPal氏は、ここ最近のビットコイン価格上昇の動きを、“バブル期”とも称される2017年頃の動きと比較した上で、以下のようにも語った。

「そもそも、2020年におけるビットコイン価格の動きの背景は、2017年の“仮想通貨バブル期”とは根本的に異なります。2017年の価格上昇が主に個人投資家によって引き起こされたのに対して、2020年の価格上昇は、機関投資家主導の動きと捉えることができるためです。」

実際、2020年は大手企業によるビットコイン市場参入が大きな注目を浴びた1年間だった。

PayPalの仮想通貨サービス対応をはじめ、Square社・Grayscale社・MicroStratagy社が多額のビットコインを購入するなど、各企業の動きは活発化していた。

RaoulPal氏は、その他にもアメリカ政府等による金融政策を一例として挙げた上で、「マクロ経済的要因はビットコイン市場に有利に働いている」ことを強調した。

「ビットコインは人生を変えるほどのものです。短期間に5倍、10倍、20倍のもメリットがある資産は他にないでしょう。」

日に日に注目度が高まっている仮想通貨ビットコイン(BTC)――今後機関投資家の動きがより一層活発化していけば、RaoulPal氏が主張するように、『202111月にBTC15万ドル』も夢ではないかもしれない。

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この記事は、cointelegraph.comの「Institutional money may propel Bitcoin to $250K in one year's time, says macro investor.」を参考にして作成されています。