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2010年に採掘された600ビットコイン、16年半ぶりに移動

2026年9月7日 17:26  Arai Yu

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2010年3月2日から5日に採掘された600BTCが、2026年9月6日に約16年半ぶりに新しいアドレスへ移動しました。12のアドレスに各50BTCずつ保管されていたもので、ビットコインの現時点の価格で換算すると、約4800万ドル(約75億円)に相当します。

オンチェーン追跡サービス「BTCparser」の記録によると、最初の50BTCはブロック高965639で移動し、6ブロック後の965645で2件目の50BTCが送金されました。続く965646では、残る10件・計500BTCの移動がまとめて記録されています。当初、オンチェーン分析アカウント「MLM」は、2010年3月2日に採掘された計100BTCの移動を指摘しました。その後、追加のアドレスを発見したとして、移動総額を600BTCに更新しています。100BTCと600BTCは別々の事例ではなく、調査の進展によって一連の移動の全体像が明らかになったものです。

対象のBTCはいずれも、採掘によって得られた50BTCのブロック報酬です。当時の新規発行報酬は1ブロック当たり50BTCでしたが、その後4回の半減期を経て、現在は3.125BTCとなっています。今回動いた600BTCは、初期の12ブロック分の採掘報酬に当たります。

送金では、初期に使われていたP2PK形式から、後に導入されたP2WPKH形式の新しいアドレスへ、手数料を差し引いたほぼ全額が移されています。また、Whale Alertは、最初の送金がほかの取引より先行した点について、残りを移す前のテスト送金と整合する動きだと分析しています。

新しいアドレスへの移動だけで売却と判断することはできず、今後は取引所への送金につながるか、ほかの長期休眠資金にも動きが広がるかが注目されます。