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メタプラネット、株価296円へ反発|米利上げ観測の後退でBTC8万ドル回復

2026年9月4日 11:46  Arai Yu

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メタプラネット(3350)は9月4日午前11時時点で296円と、前日終値279円から17円高の+6.09%となり、3営業日ぶりに反発しています。ウォラーFRB理事が9月の会合で政策金利の据え置き支持に傾いていると述べたことで米利上げ観測が後退し、BTCが8万2300ドルまで買われて8月27日以来の8万ドル台を回復したことが背景です。

ただし買いが続いたのは寄り付きの数分だけでした。9時10分につけた315円が本日高値となり、10時33分には292円まで押し戻されています。前日比の上げ幅は36円から17円へ半減しました。

ビットコイン、8万2000ドル台まで急騰|FRB利上げ観測が後退

当日の値動き

寄り付きは前日終値を30円上回る309円で始まり、直後の9時10分に315円と前日比+12.90%まで買われました。その後はBTCが東京時間に入って伸び悩んだことから売りに押され、10時33分の292円まで23円下げています。出来高は3885万株、売買代金は118.7億円で、平均約定価格は305.54円です。現値はこれを9円下回っており、本日買った投資家の平均は含み損の水準にあります。

夜間PTSでは前日19時44分に273.8円まで売られたあと、本日8時20分には317円まで買い戻されており、寄り前から値幅の大きい展開でした。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

前日は安値277円まで売られましたが、そこから切り返した形です。5日移動平均は302.6円で、現値との差は2.18%まで縮まりました。25日移動平均263.1円は12.5%上、75日移動平均249.5円は18.7%上に位置し、中期の支えは残っています。200日移動平均331.7円は依然として上値の壁です。3カ月リターンは+26.0%、1年リターンは‑60.2%となっています。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

寄り付きの1本目が高値となり、以降は戻りを切り下げる形が続いています。上値は本日高値の315円、下値は安値の292円です。292円を割り込むと前日終値の279円が次の支えになります。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

保有量は4万3000BTCのままのため、Bitcoin NAV(評価額)の151億円の増加はすべてBTC価格と為替の変動によるものです。NAVは5426億円となり、未実現損益は‑1166億円(‑17.7%)と、前日の‑1318億円(‑20.0%)から152億円改善しました。2割に達していた含み損はいったん戻しています。平均取得単価は1533万1546円です。

1株あたりNAV(希薄化前)は403.33円と400円台を回復しましたが、株価296円はこれを107円下回り、NAVの0.73倍にとどまります。EV mNAVは0.91倍と4日ぶりに上向きました。時価総額は3982億円、企業価値は4940億円です。なお円建てのBTC価格は1261万9112円で前日比+2.87%と、ドル建ての+4.44%を下回ります。ドル安が円高も同時に招き、ドル円が155円91銭と1.22%の円高となったためです。

今後の株価の焦点

上値は本日高値の315円、その先は8月28日終値の346円です。下値は本日安値の292円で、これを割り込むと前日終値の279円が意識されます。

焦点は利上げ観測の巻き戻しが9月15日から16日の米連邦公開市場委員会まで続くかどうかです。ただしドル安はBTC高と円高を同時に生むため、円建てのNAVはドル建ての上昇ほどには積み上がりません。ドル円の水準を合わせて見る必要があります。