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ビットコイン・イーサリアム・リップル小動き|仮想通貨はPCEを消化し28日のウォーシュ講演待ち

2026年8月27日 13:32  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は8月26日から27日午前にかけて方向感を欠きました。米国の7月PCE物価指数が予想を上回ったものの、下げは限られています。ビットコイン(BTC)は7万8000ドルを挟んで一進一退、イーサリアム(ETH)は唯一上昇しました。XRPは2日続けて4%超安です。27日から始まるジャクソンホール会議を前に様子見が広がりました。

ビットコイン、7万8000ドル台で推移|エヌビディア決算の影響は限定的

ビットコイン、7万8000ドルの攻防

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコインは7万9236ドルで始まり、26日午前1時に7万9563ドルの高値を付けました。26日夜のPCE発表直後は反応が薄く、動いたのは米国株の寄り付き後です。27日午前0時に7万7632ドルまで下げた後は買い戻され、現在値は7万8724ドルで期間では0.7%安です。値幅は2.5%と狭く、8万ドルにも7万7000ドルにも届きませんでした。

同じ日に発表されたエヌビディアの決算も、売上高が962億ドルと市場予想を上回りました。ただ反応は乏しく、材料が二つ重なった日としては値動きが小さく収まっています。

イーサリアム、3銘柄で唯一上昇

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムは2476ドルで始まり、26日午前6時5分の2414ドルが安値です。その後は水準を切り上げ、27日午前7時20分に2515ドルを付けました。現在値は2494ドルで、期間では0.7%高です。安値からの戻りは3%を超えました。一時2500ドル台を回復しており、BTCの上値が重いなかでは底堅い動きです。米国株の寄り付き後の売りでも下値は限られています。

リップル、2日続けて4%超の下落

XRP/USDT 1時間足チャート

リップル(XRP)は3銘柄で最も下げがきつく、2日続けて4%超下げました。1.4732ドルで始まり、27日午前0時5分に1.3574ドルまで売られています。現在値は1.4059ドルで、期間では4.6%安です。25日の高値1.5505ドルからは1割超の下落です。値幅は9.3%と3銘柄で最大でした。固有の悪材料は確認できず、戻り局面で買われた分の巻き戻しが続いているとみられます。

相場の背景|PCE上振れと様子見

26日夜のPCE物価指数は、前年比3.7%と市場予想の3.6%を上回りました。前月比も0.2%と予想を上回っています。食品とエネルギーを除いたコアは前年比3.3%で、6月から横ばいです。FRBが目標とする2%のほぼ2倍の水準が続いています。同時発表の4-6月期GDP改定値でも、PCE価格指数が5.3%へ0.2ポイント上方修正されました。ただ発表直後の反応は薄く、売りが出たのは米国株の寄り付き後です。株と金も同時安で、暗号資産だけの動きではありませんでした。

今後の展望|28日夜のウォーシュ講演

目先は27日夜の新規失業保険申請です。最大の焦点は27日からのジャクソンホール会議で、日本時間28日夜にウォーシュFRB議長が就任後初の基調講演に臨みます。今年のテーマは金融イノベーションです。28日には約64億ドル規模の月末オプション満期も控えます。注目すべきラインは、BTCが7万9500ドル、ETHが2500ドル、XRPが1.45ドルを回復できるかです。