暗号資産(仮想通貨)市場は8月6日から7日午前にかけて、動意を欠く小動きでした。7日夜の米雇用統計を目前に、持ち高を動かしにくい局面です。ビットコイン(BTC)は数日、6万4000ドル台に張り付き、6万5000ドルを抜けられていません。
イーサリアム(ETH)は1900ドルを保つ一方、XRPは下げ止まらず、1ドルをうかがう水準です。
ビットコイン、6万5000ドルに届かず反落、今夜の米雇用統計待ち|ETF流入も上値は重い
ビットコイン、6万4000ドル台で足踏み

ビットコインは6日朝に6万4933ドルの高値をつけたものの、6万5000ドルの節目は今回も跳ね返されました。ここ数日は6万4000ドル台前半での狭い値動きが続いており、現在値は6万4369ドル前後です。24時間では0.2%安とほぼ横ばいで、値幅の乏しさが際立ちます。
雇用統計の結果を見極めようと、上値も下値も追いにくく、様子見に徹した格好です。この膠着を抜け出せるかは、今夜の発表がカギを握ります。
前週に回復した6万4000ドル台は保っているものの、上値を伸ばす勢いは限られ、動意に乏しい展開が続いています。
イーサリアム、1900ドルを維持

イーサリアムは6日未明に一時1924ドルまで買われた後、1900ドル前後で推移しました。現在値は1901ドルで、24時間ではほぼ横ばいの0.2%安です。前日に上抜けた1900ドルは維持しており、3銘柄のなかでは相対的にしっかりしています。
ETFへの資金流入を支えに下値は堅く、崩れにくさが目立つ値動きです。1900ドルを固められるかどうかが、当面の分かれ目となります。
リップル、1ドルをうかがう下落

リップル(XRP)は軟調な流れが止まらず、7日午前には1.030ドルまで下げました。現在値は1.037ドルで、24時間では1.6%安と、3銘柄で最も弱い値動きです。1.05ドルの支持を割った後も戻りは鈍く、心理的な節目の1ドルが視界に入ってきました。
ETF資金流入の細りに加え、支援材料と目されたクラリティ法案やFOMCが9月へ後ずれし、当面の買い手掛かりを欠くことが売りを促しています。
今夜の雇用統計を目前に様子見、独歩安のXRP
相場を動意薄にしたのは、今夜の米雇用統計を目前に控えた警戒です。リスク資産全体が結果を見極めようとするなか、暗号資産も持ち高を傾けにくく、続く狭いレンジから抜け出せませんでした。BTCは6万5000ドル手前で膠着、ETHは1900ドルを保っています。
一方でXRPは独歩安が続きました。支援材料と目されたクラリティ法案とFOMCがともに9月へずれ込み、目先のきっかけを欠いたことが、売りの背景です。発表を境に、値幅が一気に広がる可能性もあります。
数時間後に迫る米雇用統計
最大の焦点は、本日午後9時半に発表される米雇用統計です。雇用者数は前月から鈍化する見込みで、弱ければ利下げ観測が強まり、支援材料となりやすい局面です。強い結果なら、緩和後ずれの観測から売り圧力となりかねません。こう着を破る公算が大きく、発表直後は値動きが荒れやすい点に注意です。
目先はBTCが6万5000ドル、ETHは1900ドル、XRPは1ドルの節目が焦点です。
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