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ビットコイン・イーサリアム・リップル反落|仮想通貨は原油高と円安で上値重く推移

2026年7月23日 14:07  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は7月22日から23日午前にかけて、3銘柄そろって小幅に反落しました。2日続伸のあと、22日夕方から23日未明にかけて順に安値をつけ、そこから下げ止まっています。

上値を抑えたのは、6週間ぶりの高値をつけた原油と1986年以来の円安です。当日の大型材料だったアルファベットの決算とクラリティ法案の新草案は、いずれも相場を動かしませんでした。

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ビットコイン、6万5537ドルまで押される

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコインは22日未明の6万6840ドルを高値に売られ、23日午前1時に6万5537ドルまで押されました。現在は6万5684ドルと24時間で0.84%安です。

この安値をつけたのは、原油高と米長期金利の上昇が重なった時間帯でした。アルファベットの決算開示はその4時間後です。設備投資の拡大が嫌気され同社株は時間外で4〜5%安となりましたが、ビットコインは安値を割っていません。

イーサリアム、1900ドル台を維持し下落率0.2%弱

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムは1910ドルまで押されたあと1952ドルまで戻し、現在は1923ドルと24時間で0.31%安です。

22日の始値からの下落率は0.2%弱で、1.5%下げたビットコインとは対照的でした。高値をつけたのは開示と同じころですが、1時間足では前後を分けられず、決算で買われたとは言えません。

リップル、1.13ドルで下げ止まり1.14ドル台

XRP/USDT 1時間足チャート

リップル(XRP)は22日未明の1.15ドル台から1.13ドルまで軟化し、現在は1.14ドルと24時間で0.30%安です。この水準をつけたのは、日銀が想定より速い利上げに前向きと伝わった直後です。

前日に3銘柄で最も買われた反動もあり、上値は重くなりました。ただし1.13ドルは割り込んでおらず、1.15ドル台の回復が目先の目安です。

原油高と円安が重し、金は逆に上昇

ブレント原油は3.4%高の94ドル台で引けました。米在庫が予想に反して積み増したなかでの上昇で、需給でなく地政学の上乗せです。為替は163円台まで円安が進み、米10年債利回りも4.63%へ上げています。FRBの追加利上げを見込む向きは、先物市場で3割台に増えました。

もっとも、同じ材料で金は1.5%高です。暗号資産は逃避先ではなく、利回りに反応する資産として売られました。

FOMCとクラリティ法案の行方

焦点は28日から29日のFOMCです。据え置きが優勢で、市場の関心は利下げでなく追加利上げに向いています。クラリティ法案は民主党の主要交渉役が新草案を不十分だと表明し、実物が出たことで市場が見込む年内成立の確率はむしろ下がりました。

注目ラインは、ビットコインが6万6000ドル、イーサリアムが1950ドル、リップルが1.15ドルの回復です。

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