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メタプラネット、3日ぶり反落で株価245円|BTC6万4000ドルの壁で伸び悩み、日経1124円安も重し

2026年7月13日 11:52  Arai Yu

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7月13日、メタプラネット(3350)の株価は前場を245円前後で推移し、前引けは前日比−3円(−1.21%)と3営業日ぶりに反落しました。前週末にかけての2営業日連続の大幅高で高値262円まで買われた後だけに、週明けは利益確定売りが優勢となり、上値の重い展開となっています。

背景には、ビットコイン(BTC)が週末に6万4425ドルまで上昇したものの6万4000ドルの節目を明確に突破できず伸び悩んだことがあります。日経平均も1124円安と3営業日ぶりに大幅反落するリスクオフの地合いとなり、連動銘柄である同社株の上値を抑えました。急ピッチの上昇に対する短期的な過熱感の調整局面といえます。

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当日の値動き

前週末10日は寄り付き後に高値262円まで買われましたが、後場に上げ幅を縮めて終値248円(+4.20%)で引け、出来高は4264万株と急増しました。土日を挟んだ間、BTCは週末に6万4425ドルまで上昇したものの6万4000ドル台で伸び悩み、低い6万3000ドル台へ小反落しました。

13日は242円と小安く寄り付き、高値249円まで戻す場面もありましたが続かず、安値238円まで押されて245円前後での推移となっています。前場の出来高は約1089万株と前週末の商い急増から落ち着き、PTSも244.3円と日中値に沿った水準です。日経平均が電気機器株安を中心に大幅反落する中、同社株も利益確定売りに押される展開となりました。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では7月1日の年初来安値192円から9日・10日にかけて急騰し、10日に高値262円をつけて戻り高値を更新しました。その後の13日は反落したものの、上抜けた25日移動平均線の水準を維持しており、急騰後の押し目形成の範囲内にとどまっています。

3カ月リターンは−25.1%、1年リターンは−84.3%と長期の下降トレンドはなお続いています。急騰でいったん過熱感が高まったため、ここからは上昇の勢いが続くか、あるいは急騰前の水準へ押し戻されるかの調整が焦点です。5日移動平均線が位置する240円台前半を維持できるかが、短期トレンド維持の目安となります。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、10日高値262円をピークに上値を切り下げる形となり、13日は寄り付きの242円から249円まで戻したものの、その後は238円まで押される軟調な動きとなりました。急騰の反動で短期的な調整に入った形状です。

短期的には10日高値262円が上値レジスタンス、13日安値238円が下値サポートとして意識されます。238円を維持できれば急騰後の高値圏でのもみ合いにとどまる一方、割り込むと230円近辺までの調整が視野に入ります。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

BTC保有量は4万3000BTC、平均取得単価は1533万1546円、取得総額は6593億円です。最新の買い増しは2026年6月30日付の2823BTCで、本日時点で新たな買い増し発表はありません。円建てBTC価格が1025万4668円と1000万円台を維持したことで、Bitcoin NAV(評価額)は4410億円、未実現損益は−2183億円(−33.1%)と前営業日から横ばいで推移しています。

企業価値ベースのmNAV(EV mNAV)は0.93倍と、前週末の0.97倍から株価反落を受けて小幅に低下し、1倍到達は再び遠のきました。時価総額は3139億円・企業価値は4110億円で、Bitcoin NAV4410億円をなお下回っています。1株あたりNAV(希薄化前)は344.15円で、株価245円とのディスカウントは急騰前より縮小した水準にあります。負債残高752億円と優先株残高236億円を合わせたレバレッジ比率は17.1%、BTCイールド(年初来)は+9.61%となっています。

今後の株価の焦点

短期的には13日安値238円が下値サポート、10日高値262円が上値レジスタンスとなります。238円を維持できれば急騰後の高値圏でのもみ合いにとどまる一方、割り込むと230円近辺、さらに急騰前のレンジ上限だった229円が下値目処として意識されます。

材料面では、BTCが6万4000ドルの壁を突破できるかが引き続き最大の焦点です。週末に上抜けを試したものの届かず伸び悩んでおり、この節目を明確に超えられれば6月中旬の高値圏への再挑戦が視野に入る一方、跳ね返されれば調整が長引く可能性があります。米国の現物ETFフローや、米国内の需要の弱さを示すCoinbaseプレミアムの動向も注目されます。

加えて、mNAVが再び1倍に接近できるかも中期的な焦点です。BTCの一段高か新たな買い増し材料があれば1倍回復と評価修正が進む一方、BTCが伸び悩めばディスカウント状態が続くとみられます。全体相場のリスクオフがどこまで続くかとあわせて、方向感を見極める展開となりそうです。

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