暗号資産(仮想通貨)市場は7月5日から6日午前にかけて小幅に上昇し、ビットコインは6万3000ドル台を回復しました。米独立記念日(7月4日)の連休明けの薄商いのなか、3銘柄はおおむね底堅く推移しています。
ただし値動きは小幅で、市場心理を示す指数は「極度の恐怖」圏に沈んだままです。価格の戻りに資金や心理が追随せず、反発の裏付けの薄さが意識されます。
ビットコイン、6万4000ドルまで上昇|米仮想通貨法案の進展で続伸、本日は米ISMサービスに注目
ビットコイン、6万3000ドル台を回復も上値は重い

BTC/USDT 1時間足チャート
ビットコインは7月5日、6万2500ドル台まで下げる場面をはさんで方向感を欠いたのち、7月6日朝に6万3000ドルを上抜け、一時6万3664ドルまで上昇しました。現在は6万3595ドルと24時間で約1.3%高です。
7月1日の約21カ月ぶり安値圏からの回復が続いた形ですが、6万4000ドルには届かず、上値は6万3000ドル台前半にとどまります。週足の相対力指数(RSI)も強弱の分岐点を下回っており、上昇の勢いは鈍いままです。
イーサリアム、1800ドル手前でもみ合い

ETH/USDT 1時間足チャート
イーサリアムは横ばい圏の値動きでした。7月5日未明に一時1799ドルまで上昇した後は伸び悩み、1756ドルまで下げる場面もありました。現在は1786ドルと24時間で約1.3%高です。1800ドルの節目を前に上値を抑えられ、週末を通じて1750〜1800ドルの狭いレンジでの一進一退に終始しました。
リップル、早朝に1.18ドルへ買われるも失速

リップル(XRP)は3銘柄のなかで最も方向感が定まりませんでした。7月5日未明に一時1.180ドルまで買われましたが、これは1.11〜1.18ドルとされる抵抗帯の上限にあたり、上抜けできずに失速。夜には1.127ドルまで押し戻され、現在は1.150ドルと24時間で約0.8%高です。
週末の商いが細るなかでの上下で、固有の新規材料は確認されておらず、1.18ドルの抵抗突破が上値のカギです。
薄商いのなかショートの踏み上げが上値を押し上げ
今回の底堅さの背景は、連休明けの薄い商いです。米独立記念日(7月4日)の休場で流動性が乏しく、小さな売買でも値幅が振れやすい地合いでした。
7月5日のビットコインの清算約4754万ドルのうち約88%はショートで、売り方の買い戻しが上値を押し上げた面が大きく、実需の買いとは言えません。市場心理を示すFear&Greed指数も7月5日時点で23と「極度の恐怖」圏にとどまり、直近営業日(7月3日)の米現物ETFも最大手IBITは流出が続くなど、価格の戻りに資金と心理が追随していない状態です。
今週は議事要旨と失業保険、本命は翌週のCPI
週明けからは経済指標に視線が移ります。今週は日本時間7月9日のFOMC議事要旨と失業保険申請が数少ない材料で、本命は翌週7月14日の6月消費者物価指数(CPI)です。この局面で警戒されるのは利下げでなく追加利上げで、CPIが高ければ上値が重く、鈍化すればリスク選好が続きます。
注目ラインは、ビットコインが6万4000ドルの上抜けと6万2000ドルの維持、イーサリアムが1800ドルの上抜け、リップルが1.18ドルの突破です。
取引手数料無料で始めるなら MEXC
3,000種類以上の銘柄に対応、最大500倍レバレッジの仮想通貨取引所
- ✓ 取引手数料無料
- ✓ 取扱銘柄3,000種類以上
- ✓ 最大レバレッジ500倍
