メタプラネットは6月24日、HashPortとJPYCと提携し、株主優待として日本円連動のステーブルコイン『JPYC』を付与するプログラムを発表しました。対象は6月30日時点で同社株を100株以上保有する個人株主で、先着1,000名が応募できます。
抽選では1等3名に10万JPYC、2等30名に1万JPYC、3等967名に1,000JPYCを付与し、総額は150万円超となります。上場企業の株主優待にステーブルコインを組み込む事例として、国内では初の取り組みです。
JPYC優待の応募条件と受け取り手順
応募期間は7月13日から8月31日までです。対象株主は株主ポータルで取得した優待コードを使い、HashPort Walletの専用ページで登録手続きを進めます。
優待を受け取るには、ウォレットを『JPYC EX』に接続し、10万円相当以上のJPYCの発行手続きを完了する必要があります。抽選対象は先着1,000名に限られ、当選後に特典を受け取るには、発行した10万円相当以上のJPYCを1カ月間、日本円に償還せず保有することが条件です。
設計は、株式の保有確認だけで完結する一般的な優待とは異なります。株主であることに加え、ウォレットの登録、JPYCの発行、一定期間の保有までを一連の条件に組み込んでおり、優待そのものがステーブルコインの利用導線になっています。
付与額の内訳は明確です。1等は3名に10万JPYC、2等は30名に1万JPYC、3等は967名に1,000JPYCで、3等まで含めると当選者は1,000名になります。少額の当選枠を広く設けつつ、上位等級で付与額を大きくした構成です。
メタプラネットは4月、子会社のメタプラネット・ベンチャーズを通じてJPYCに出資しており、出資額は最大4億円としていました。今回の優待プログラムは、その資本関係を踏まえて具体的な利用場面を設けた格好です。
参考元:nikkei
画像:shutterstock
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