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ビットコイン・イーサリアム・リップル上昇|仮想通貨市場は米イラン停戦延長の行方に注目

2026年4月22日 12:35  Arai Yu

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  • 暗号資産市場は4月22日、米イラン停戦の期限当日を迎え、緊張感の中にも買い戻しが入る展開となっています。4月8日に成立した2週間の停戦が本日失効を迎える中、延長交渉の先行きには不透明感が強まっていますが、BTCは前日のウォーシュFRB議長候補の公聴会を受けた下落から切り返し、7万7000ドル台を回復しました。

    ETH・XRPもそれぞれ堅調に推移しており、停戦期限を前にした二極シナリオを意識しつつも、底堅さが目立つ展開です。

    BTC、7万6000ドル台で停戦期限日を迎える|米イラン交渉の結果が4月の方向を左右

    ビットコイン反発、7万7000ドルを回復

    BTC/USDT 1時間足チャート

    BTCは4月21日のアジア〜欧州時間にかけて7万6500ドル付近まで上昇しましたが、NY時間に入ると反落し、7万5000ドル方向へスライドしました。FRB議長候補ケビン・ウォーシュの上院公聴会で「トランプ大統領から利下げを求められたことはない」との発言が伝わり、早期利下げ期待が後退したことが重しとなりました。

    しかし4月22日に入ると買い戻しが優勢となり、7万7248ドル付近まで回復しています。BTC現物ETFの平均取得原価である7万4000ドル付近をしっかり上回って推移しており、前日の下落を帳消しにする形です。上方向では7万8000ドルが引き続きレジスタンスとして意識されています。

    イーサリアム、2300ドル台まで上昇 

    ETH/USDT 1時間足チャート

    ETHは4月21日に2314ドルで寄り付き、前日比+2.2%と堅調にスタートしました。欧州時間に2320ドル付近まで上昇した後、BTCの反落に連動してNY時間に一時2300ドルを割り込む場面もありました。

    4月22日に入ると再び上昇に転じ、2364ドル付近で推移しています。BTCに対してやや強い動きとなっており、2400ドルのレジスタンスに近づいてきました。下方では2200ドル付近の50日移動平均線がサポートとして機能しています。

    リップル、1.45ドル付近まで上昇

    XRP/USDT 1時間足チャート

    XRPは4月21日に1.42〜1.44ドルのレンジで推移した後、4月22日には1.45ドル付近まで上昇しました。3銘柄の中では最も強い上昇率を示しています。

    個別材料としては、Ripple社が4月20日にXRP Ledgerの量子耐性ロードマップを公表しました。2028年までにポスト量子暗号への完全移行を目指す4段階の計画で、すでにNIST推奨アルゴリズムのテストが進行中です。直接的な価格押し上げにはつながっていませんが、機関投資家の長期的な信頼感を支える材料として意識されています。

    米イラン停戦の失効警戒強まる、相場は延長可否を注視

    本日の相場で最も意識されているのは、米イラン停戦の失効です。4月8日にパキスタンの仲介で成立した2週間の停戦は、ホルムズ海峡の再開放と和平交渉の枠組みを含むものでしたが、交渉は難航を続けてきました。

    4月12日にはイスラマバードでの第2ラウンドが決裂し、その後イランは追加交渉への参加に否定的な姿勢を示しています。Polymarketでは停戦延長の確率が21日時点で36%まで低下し、別の予測市場では21.5%との数字も出ています。

    市場参加者の間では、停戦が延長されれば原油価格が90ドル方向へ下落し、BTCは7万6000〜7万8000ドルのレンジを維持できるとの見方がある一方、停戦が崩壊して戦闘が再開すれば原油が100ドルを超え、BTCは6万5000ドル方向へ下落するリスクがあるとの二極シナリオが意識されています。

    仮想通貨は反発局面、次はテスラ決算と米PMI見極め

    市場参加者が次に確認するのは、まず本日中の停戦延長または新たな交渉の動向です。加えて、4月23日にはテスラの決算発表と米S&Pグローバル製造業PMI速報値が予定されており、マクロ環境の手がかりとなります。

    BTCについては7万8000ドルのレジスタンスを突破できるかが焦点で、このラインは4月に入って4度目の挑戦となります。下方では7万4000〜7万5000ドルがサポートとして意識されます。

    ETHは2364ドル付近と回復基調にあり、2400ドルの突破が次のステップです。下方では2200ドル付近がサポートとなります。XRPは足元1.45ドル付近と底堅く、1.50〜1.51ドルのレジスタンスへの再挑戦が視野に入ります。下方では1.40ドルが短期サポート、割り込む場合は1.30ドル付近の支持帯が意識されます。

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