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クリプトクオント、ビットコイン需要失速で7万ドル割れと示唆

2025年12月22日 19:13  2月6日 16:50  Arai Yu

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主要な需要の波が完全に消失

オンチェーン分析企業CryptoQuantは12月19日、ビットコイン市場が弱気相場(ベアマーケット)に入った可能性があるとの見方を示しました。価格は10月の史上最高値12万6000ドルから約30%下落し、8万8000ドル付近で推移しています。

同社のチーフアナリストJulio Moreno氏によれば、2024年から市場を支えてきた3つの需要の波—米国現物ETFのローンチ、大統領選挙の結果、企業によるビットコイン購入戦略—がほぼ尽きてしまったようです。特に米国現物ETFは第4四半期に約2万4000BTCの純流出を記録しており、昨年の買い越しから一転、売り手に回ってしまった形になっています。

価格は長期トレンドの目安とされる365日移動平均線(約9万8000ドル)を割り込んでおり、市場が構造的な弱気局面に入った可能性を示しているようです。

MicroStrategyも購入ペースを大幅に縮小

企業によるビットコイン購入の先駆者であるStrategy(旧MicroStrategy)の動きも見逃せません。2024年11月には月間13万4000BTCも買い込んでいた同社ですが、2025年11月はわずか9100BTC、12月にいたっては135BTCにまで買い控えています。しかも14億4000万ドルの資本調達をビットコイン購入ではなく現金の積み増しに回す方針を打ち出しました。価格低迷に備えた守りの姿勢とみられ、市場最大の買い手が一時的に手を引いた格好です。

CryptoQuantは中期的な下値目標として7万ドルを挙げています。需要が戻らなければ5万6000ドル付近まで下げる可能性もあるようですが、過去のような80%超の暴落にはならず、高値から55%程度の調整で済むという見方も示しています。

機関投資家の見通しは分かれる

一方で、大手金融機関の見通しは割れています。スタンダード・チャータード銀行は慎重姿勢に転じ、2026年の価格目標を15万ドルへ引き下げました。対照的に、JPモルガンは今後6〜12ヶ月で約17万ドルの上昇余地があるとの見方を維持しています。ビットワイズも2026年に史上最高値を更新する可能性が高いと予測しており、専門家の間でも意見が分かれているようです。

市場は7万ドルのサポートラインを守り切れるでしょうか。2026年に向けた長期的な上昇再開には、新たな買い圧力の登場が鍵を握りそうです。

参考元:THEBLOCK