エルサルバドルのブケレ大統領は、同国の観光業の急速な回復の背景に、ビットコイン・サーフィン・治安改善の三つの要素があると説明した。

世界観光機関のデータによると、エルサルバドルは観光業による収入をコロナ禍前まで回復できた15か国のうちの一つだという。

観光業の成長はビットコインのおかげ

エルサルバドルの大統領で、同国におけるビットコインの法定通貨化を進めたナジブ・ブケレ氏が、エルサルバドルの観光業の回復・成長について見解を述べた。

ブケレ大統領によると、観光業の回復・成長はビットコイン・サーフィン・治安改善の三つの要素のおかげだという。

エルサルバドルは観光業をコロナ改善の水準まで回復させており、世界観光機関のデータによると、2019年と比較して観光収入を6%増加させることに成功している。

ほんの一握りの国が、観光業をパンデミック前の水準まで回復させることができている。

そして、それは国際観光(外国人による旅行)であるため、理由のほとんどはビットコインとサーフィンだ。

ただ、主にギャングを取り締まったために、国内観光はさらに伸びている。

エルサルバドルは世界で初めてビットコインを法定通貨として採用した国で、ブケレ大統領はこれを強力に推進した者の一人だ。

同国の異例の決定には、関心と共に多くの批判が集まっているが、ブケレ大統領は強気な姿勢を崩さない。

先月1日には、仮想通貨全体が弱気相場にあるにもかかわらず、80BTCを買い増したことを公表している。

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