失業率約10%のエジプト、ビットコイン需要が急速に高まる
昨今、エジプトでの仮想通貨及びビットコイン(BTC)の普及が著しく進んでいる。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴うエジプトの経済危機により、国内の人々はビットコイン(BTC)の取引やマイニングを、主要な収入源として活用しているという。
若者を中心に「ビットコイン投資」拡大中、アフリカを牽引するエジプト

(Source: www.ceicdata.com「Central Agency for Public Mobilization and Statistics.」)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴うエジプトの経済危機によって、国内の失業率は上昇の一途をたどっている。
エジプト国内の失業率は、2020年第1四半期の約7.7%から、同年第2四半期には約9.6%と、上昇傾向にある。
エジプト中央公共動員統計局(CAPMAS)は、「エジプトでは50万人以上の人々が職を失った」とも報告していた。
そんな中、エジプト国内の人々が代替の主要収入源として、ビットコインの取引やマイニングを活用しつつあるという。
Al-Monitorによると、「若者を中心としたエジプトの人々がビットコインをはじめとした仮想通貨に高い関心をもっている」という。
この点について、複数のエジプト投資機関のエコノミスト兼ファイナンシャルアドバイザーでもあるWaelal-Nahhas氏は、以下のように述べた。
「エジプト国内の人々、その中でも特に若者たちは、ビットコインへの投資を開始しています。彼らの多くは着実に利益をあげており、それを新たな収入源としているようです。現在は少額の投資が中心ですが、これはエジプト国内でのビットコインへの関心の高まりも示唆しています。」
いまや16,000人超がビットコイン・コミュニティに参加中、課題も続々と

ビットコイン・エジプト・コミュニティのメンバーであり自身もマイニングを行っているMuhammad Abd el-Baseer氏は、エジプト国内でビットコインの人気が高まっている要因について、以下のように語った。
「(新型コロナウイルス感染拡大によって、)エジプトでは、自宅で仕事を行う人々が増加するとともに、労働時間も短縮されるようになりました。また、“夜間外出禁止令”により、人々は自由な時間が増えました。このような社会的背景も相まって、多くの人々が空いた時間でビットコインに積極的に投資するようになったと考えられます。現在では、16,000人以上ものエジプトの人々がビットコイン・エジプト・コミュニティに参加していると推定されおり、今後この数はもっと大きくなる可能性が高いです。」
しかし、より多くの人々がビットコインなど仮想通貨の取引とマイニングに興味を持つようになる一方で、エジプト国内では違法行為や詐欺事件の増加への懸念も高まっているという。
2020年に入り、世界中幅広い国と地域でビットコインなど仮想通貨への関心が高まっている。
ビットコインのさらなる実用化に向け、今後も各国政府の動向に注目が集まる。
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この記事は、Cointelegraphの「大規模な景気後退の中で、エジプト国内でのビットコイン(BTC)使用が増加傾向にあります」を参考にして作成されています。