暗号資産(仮想通貨)購入の準備金とも言えるステーブルコイン残高が膨らんでいる。
MMF残高がリーマン・ショック以来の高水準となり、米株高を支援したのとよく似た構図だ。
ビットコインやリップル(XRP)購入の準備が着々と
投資助言会社クオンタム・エコノミクス社創業者で暗号資産(仮想通貨)アナリストのマティ・グリーンスパン氏は、暗号資産(仮想通貨)市場調査会社Messariのデータを引用し、約60億ドル分のステーブルコインがビットコインなど暗号資産(仮想通貨)への投資の機会を待っているとツイートした。
Nearly $6 billion worth of stable coins ready to move into bitcoin and the alts at a moments notice. pic.twitter.com/ISvWMSZ5DQ
— Mati Greenspan [tweets are not trading advice] (@MatiGreenspan) January 30, 2020
これらの資金は暗号資産(仮想通貨)投資への最適な再参入の時機を探っている投資家が多くいることを表すとした。
大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス研究部門の発表によると、10万ドル以上の資産を持つ顧客のうち96%がステーブルコインを利用している。
(引用元:The Daily HODL)
米株の最高値更新を支援した要因と類似

新型コロナウイルスの懸念が広がるまでアメリカの株式市場を史上最高値に導いていた要因のひとつにマネー・マーケット・ファンド(MMF)資産残高がリーマン・ショック後以来の高水準にあったことがある。
MMFは安全性の高い債権が中心の投資信託で、証券口座に預けた資金の一時的な置き場としてよく使われる。
株価が好調に推移するなかでもMMFの残高が高い水準にあるということは、リスク資産に投資する資金がまだ余っていると解釈され、アメリカ市場の好景気を支えた。
ステーブルコインの残高が膨らんでいる様子はこれによく似ている。
利便性の高い法定通貨に戻さず、わざわざステーブルコインという形態で資金を保持している投資家は折を見てビットコインなど暗号資産(仮想通貨)を購入する予定があると見ることができ、暗号資産(仮想通貨)市場の上昇を後押しする材料となる可能性がある。
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