​タイ証券取引所(SET)が仮想通貨取引所の設立目指す

タイ証券取引所(SET)は今週水曜日に、2020年に展開する予定の暗号資産(仮想通貨)取引所のプラットフォーム計画が進行中である、と発表した

1月の中頃に暗号資産(仮想通貨)取引所の創立を申請しており、準備は順調に進んでいるようだ。 

タイ証券取引委員会は新規暗号資産(仮想通貨)取引所創設の申請を財務省に提出したことをバンコクタイムズが報道した。タイ国内では暗号資産(仮想通貨)事業整備が進んでおり、新興国の台頭は市場規模の拡大が期待できる。

プラットフォームを開設する上では、いくつかの金融系企業と提携しながらサービスの開発に取り組むそうだ。

協力関係にある企業のなかには、世界的なファンドのVestimaなどもある。

SETは強力なパーティを組んで、「顧客により上質な投資経験を得てもらうための、利便性・スピードの向上」に主眼を置いて開発を進めるという。

タイの法律では暗号資産(仮想通貨)に対してかなり厳しい制限がかけられており、発展も限定的であった。

SETでもビットコインキャッシュ・ライトコイン・イーサリアムクラシックなどの有名通貨でさえ、取引が完全に禁止されるようだ。

しかしこのような制限をかけながでも、普及するためのプラットフォームが完成すれば市場はより発展して行くであろう。

タイでの暗号資産(仮想通貨)市場の動向は、今後も注視する必要がある。