イーサリアム(Ethereum)がハードフォーク「コンスタンティノープル」を実施

イーサリアム(Ethereum)は日本時間15日前後からハードフォーク「コンスタンティノープル」を実施。将来的に導入される「イーサリアム2.0」の導入への準備段階とされる大幅なアップデートであり、市場全体で大きな話題となっている。 アップデート期間が3~4日と長めに予定されていることから、各取引所は通常とは異なった営業体制・対応になることが予想される。 今回は国内大手取引所のハードフォークに伴う対応をまとめた。   (ハードフォークに関する基本的な内容は下記の記事を参照)
イーサリアムのハードフォークとは、イーサリアムブロックチェーンの仕様を改良するために行われるアップデートのことです。実は、ハードフォークには今後期待できる機能要素が多く含まれています!ここでは、その特徴と価格への影響を解説します!
 

国内大手仮想通貨取引所の対応まとめ

ビットフライヤー(bitFlyer)

国内大手暗号資産(仮想通貨)取引所ビットフライヤーはイーサリアムハードフォークへの対応をTwitter上で発表している。 ビットフライヤーは、7,080,000 ブロック(日本時間 1 月 15 日 から 1 月 19 日の間の見込み)に伴って、上記日程付近で暗号資産(仮想通貨)ETHの預入/送付サービスを停止することを発表した。 他のウォレットからのETHの移動・送付する方は早めに済ませるのがよいだろう。 なお、「アルトコイン販売所」での ETH/JPY の売買および「bitFlyer Lightning」での ETH/BTC のお取引、その他サービスは通常通り利用できる。
上記の日程の一部において ETH のお預入/ご送付サービスを停止する予定でございます。詳細な停止時間は決まり次第、再度ご案内いたします。ETH のお預入/ご送付はハードフォークが予定されている期間よりも前に、余裕をもって行っていただきますようお願いいたします。

Source: bitFlyer 公式メール

 

DMM Bitcoin(DMM ビットコイン)

DMM Bitcoinは自社公式サイト上でイーサリアムハードフォークに伴う対応を以下のように発表している。
2019年1月15日(火)から19日(土)において、イーサリアム(ETH)のハードフォークが計画されております。 このハードフォークに伴いまして、当社ではお客様の資産の保全を最優先として適切に対応を行うべく、下記の日程でイーサリアム(ETH)の入出庫の制限を実施いたします。 受付停止:分岐が予定されているブロック高7080000前後 受付再開:分岐後チェーンの安定が確認出来次第
また、DMM Bitcoinは入出庫中断期間中にイーサリアムの入金をしないように注意を喚起。入金が反映されない恐れがあるようだ。 現物取引やレバレッジ取引に関してはハードフォーク予定日の前後でできるとのことだ。

BITPoint(ビットポイント)

BITPointは自社公式サイト上でハードフォークへの対応について言及している。
2019年1月16日(水)前後にイーサリアム(ETH)のハードフォークが予定されています。このため、当社では、ハードフォークの開始前から、サービスの安定稼働の確認が取れるまでの間、ETHの送付及び預入を一時的に停止する措置を講じる予定としております。停止時間の詳細につきましては、再度ご案内させていただきます。
なお、ハードフォーク期間中でもビットコイン(BTC)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)の取引は通常通り行えることを追記している。

Coincheck(コインチェック)

コインチェックは13日現在、自社サイトおよびTwitterでもイーサリアムに関する対応は明記していない。しかし、ハードフォーク期間中は入出金を制限する可能性が高いだろう。

DMM Bitcoin(DMM ビットコイン)

DMM Bitcoinもコインチェックと同様にハードフォークに関する対応は表記していないが、ハードフォーク前後で入出金停止措置を取ることが予想される。