CoinPartner

【完全無料】業界最大級の仮想通貨オンラインサロン

詳細はこちら

ビットコイン、FOMC据え置きで8万1700ドル台まで上昇|ウォーシュ議長会見で米2年債利回りが低下

2026年10月29日 08:51  Arai Yu

※この記事には広告・PRが含まれます

ビットコイン(BTC)は10月29日午前8時時点で8万1276ドルと、前日同時刻から0.46%高です。24時間高値は28日17時40分の8万1823ドル、24時間安値は28日22時50分の8万397ドルでした。

29日3時にFOMCが政策金利の据え置きを決め、3時30分からのウォーシュ議長会見の間に米2年債利回りが4.787%から4.685%へ低下しました。BTCは会見中から買われ、5時には8万1789ドルと8万1700ドル台まで上昇しています。その後はアルファベットの決算を受けた米株先物安で、8万986ドルまで押し戻されました。

本日21時30分には7〜9月期の米GDPと9月のPCEが発表され、17時には4029BTCのオプション満期を迎えます。

値動きの振り返り

BTC/USDT 30分足チャート

BTCは28日8〜16時台に8万621〜8万1226ドルで推移しました。17時台に出来高812BTCを伴って上げ、17時40分に24時間高値8万1823ドルをつけましたが、日足の50日線8万1942ドルの手前で止まっています。韓国の株価指数KOSPIが6.6%高となるなど、アジアで半導体株が買われた日の動きでした。

21時台に8万1342ドルから8万714ドルまで下げ、米国市場の取引開始後の22時50分に24時間安値8万397ドルをつけました。22時台の出来高は914BTCで、同じ時間帯にナスダック100先物も下げています。0〜2時台は8万400〜8万966ドルで推移しました。

3時台の出来高は1559BTCと24時間で最も多く、FOMC直後に8万1185ドルまで上げたあと、3時20分に8万705ドルへ押されました。4時台も985BTCを伴って上昇が続き、5時に8万1789ドルまで上げたものの、5時50分には8万986ドルまで反落し、8時は8万1276ドルでした。24時間の出来高は1万3229BTC、値幅は1.76%です。ETHは0.42%高、XRPは0.02%高、SOLは1.21%高でした。

相場を動かした背景

FOMCが据え置き、ウォーシュ議長会見で8万1700ドル台まで上昇

FOMCは29日3時、政策金利を3.75〜4.00%で据え置くと発表しました。採決は10対2で、クック理事とハマック・クリーブランド連銀総裁が0.25%の利上げを主張して反対しています。声明は景気の判断を9月の「堅調」から「力強い」に引き上げ、インフレは高止まりしているとしたうえで、より多くの情報が適切な政策の判断に役立つと記しました。BTCの直後の反応は小さく、8万1185ドルまで上げたあと3時20分に8万705ドルへ押し戻されています。

3時30分からの会見でウォーシュ議長は、雇用面は「かなり良好」で、議論は主にインフレ側に集中したと説明しました。9月の利上げ以降、金融環境はいくらか引き締まったとも述べています。質疑では、景気が過熱しているという印象ではなく、政策で雇用を損ないたくないとの趣旨も述べたと報じられています。会見の間に米2年債利回りは4.787%から4.685%へ低下し、ドルも下落しました。BTCは会見中から買われ、建玉が3時台に923BTC減るなかで、5時に8万1789ドルと8万1700ドル台まで上昇しました。上昇は売り持ちの買い戻しが中心だったとみられます。

ただ、12月の利上げ確率は81.8%と前日の72.8%から上がっており、利上げ観測が後退したわけではありません。5時ごろに発表されたアルファベットの決算は1株利益が2.12ドルと予想の2.99ドルを下回り、株価は時間外で約11%下落しました。ナスダック100先物が0.90%安となるなか、BTCも5時50分に8万986ドルまで押し戻されています。

ビットコイン(BTC)テクニカル分析

週足では、26日9時に始まった今週の足が始値8万154ドル、高値8万1823ドル、安値7万9369ドルで推移しています。価格は20週線7万3196ドル、50週線7万5833ドル、200週線6万7486ドルを上回り、100週線8万9395ドルが上方にあります。RSIは55.9、MACDのヒストグラムは先週の確定値1800.2から1465.8に縮んでいます。

日足チャート

日足では、価格が20日線8万1931ドルと50日線8万1942ドルを下回り、100日線7万5968ドルと200日線7万3110ドルを上回っています。RSIは前日の45.5から47.3に上がりました。MACDラインは-420.0でシグナル-187.6を下回っていますが、ヒストグラムは27日の足で確定した-308.5から、9時に確定する28日の足では-232.4とマイナス幅が縮んでいます。

ボリンジャーバンドは7万9804〜8万4057ドルで、幅は5.19%です。高値は26日8万845ドル、27日8万1300ドル、28日8万1823ドルと2日続けて切り上がり、安値も26日7万9369ドル、27日7万9506ドル、28日8万397ドルと切り上がっています。一方、28日の高値は20日線と50日線が並ぶ8万1900ドル台の手前で止まりました。

50日線と200日線の差は8832ドルで、ゴールデンクロスの状態が続いています。上値メドは20日線8万1931ドルと50日線8万1942ドル、その上はバンド上限8万4057ドルで、下値メドは28日の安値8万397ドル、その下はバンド下限7万9804ドルです。

4時間足チャート

4時間足では、価格が20期間線8万510ドルを上回り、50期間線8万1309ドル、100期間線8万1752ドル、200期間線8万2916ドルを下回っています。50期間線は200期間線を1607ドル下回り、デッドクロスの状態です。RSIは54.9です。

FOMCを含む29日1時からの足は8万400ドルから8万1621ドルまで上げて8万1585ドルで引け、出来高3583BTCと直近4本で最も多い陽線でした。続く5時からの足は8万1789ドルまで上げたあと8万1276ドルまで戻し、上ヒゲを残しています。MACDはライン68.2がシグナル-103.4を上回り、ヒストグラムは152.5、181.4、171.6と推移しています。

ボリンジャーバンドは7万9385〜8万1634ドルで、幅は2.79%です。上値メドは100期間線8万1752ドル、その上は200期間線8万2916ドルで、下値メドは20期間線8万510ドル、その下はバンド下限7万9385ドルです。

1時間足チャート

1時間足では、価格が20時間線8万1078ドル、50時間線8万612ドル、100時間線8万503ドルを上回り、200時間線8万1323ドルを下回っています。一目均衡表では転換線8万1094ドルと基準線8万1110ドルがほぼ並び、価格は雲8万160〜8万255ドルの上、遅行スパン8万1276ドルも26本前の8万797ドルを上回っています。

MACDラインは153.1でシグナル135.7を上回り、ヒストグラムは-85.2から17.4へプラスに転じています。RSIは57.0です。ボリンジャーバンドは8万423〜8万1733ドルで、幅は1.62%と狭まっています。

サポートは基準線8万1110ドル、転換線8万1094ドル、20時間線8万1078ドル、5時50分の安値8万986ドル、その下が50時間線8万612ドルです。レジスタンスは200時間線8万1323ドル、バンド上限8万1733ドル、5時の高値8万1789ドルと24時間高値8万1823ドル、その上が日足の20日線と50日線が並ぶ8万1931〜8万1942ドルです。

デリバティブ動向

OI清算

先物の建玉はBinanceで9万5828BTCと、24時間で624BTC増えました。安値をつけた22時台に1123BTC増えた一方、FOMCの3時台には923BTC減っており、上昇の途中で売り持ちの買い戻しが出たとみられます。

暗号資産全体の清算は24時間で2億5753万ドルで、うち売り持ちが1億5982万ドルと62.1%を占めました。直近4時間でも1億496万ドルのうち6502万ドルが売り持ちで、最大の清算は8万1695ドルでの635万ドルの売り持ちでした。資金調達率は28日9時が0.0054%、17時が0.0079%、29日1時が0.0080%と小幅なプラスです。

清算ライン

ロング・ショート比率は28日8時の2.059から21時に1.827まで下がり、FOMCの3時に2.035へ戻ったあと、8時は1.903でした。上位トレーダーの建玉比は1.865です。

上値では、8万1789〜8万1823ドルを上抜けると、売り持ちの買い戻しが続く可能性があります。下値では、8万986ドルと24時間安値8万397ドルを割り込むと、22時台に積み上がった買い持ちの手じまいが出やすくなる可能性があります。

ETF

米現物BTC ETFの10月27日分は1億7600万ドルの流入で確定し、IBITが1億5150万ドル、FBTCが2450万ドルでした。26日の1億1030万ドルに続く2日連続の流入で、上場以来の平均8210万ドルの約2.1倍です。28日分は主要銘柄が未報告です。コインベース・プレミアムは-92.53ドルと、前日の-113.38ドルからマイナス幅が縮みました。

オプションは本日17時の満期が4029BTC、想定元本3.27億ドル、プット・コール比率は0.65で、マックスペインは8万ドルです。30日17時には13万5582BTC、想定元本110.18億ドルの月末満期を控え、プット・コール比率は0.52、マックスペインは7万8000ドルです。

本日のデイトレ注目材料

本日の焦点は、21時30分に発表される7〜9月期の米GDP速報値(予想3.2%)と9月のPCE(コアは予想前月比0.3%)です。FOMCの据え置き後も12月の利上げ確率は81.8%と高く、PCEが上振れれば利上げ観測がさらに強まり、会見で下がった2年債利回りが戻る可能性があります。

17時にはDeribitで4029BTCのオプション満期を迎え、21時台にはECBの政策金利発表があります。30日には日銀の会合結果、5時のアマゾンの決算、17時の月末満期が続き、11月3日には米中間選挙があります。アルファベットの時間外急落を受けたAI株の動きも、引き続き注目されます。

上抜けシナリオでは、8万1823ドルと日足の50日線8万1942ドルを上抜ければ、4時間足の200期間線8万2916ドルを試す展開です。下抜けシナリオでは、8万986ドルを割り込むと50時間線8万612ドルから24時間安値8万397ドル、さらに8万ドルと日足のバンド下限7万9804ドルが下値メドとなります。当日見るべきラインは、上値8万1823ドルと下値8万986ドルです。

まとめ

29日のBTCは8万1276ドルと、前日同時刻から0.46%高でした。FOMCは政策金利を据え置き、ウォーシュ議長会見の間に米2年債利回りが低下するなか、BTCは5時に8万1789ドルと8万1700ドル台まで上昇しました。

その後はアルファベットの時間外急落で8万986ドルまで押し戻され、日足でも20日線と50日線が並ぶ8万1900ドル台の手前で2回止められています。高値と安値は切り上がり始めましたが、12月の利上げ確率は81.8%と高いままです。

短期の焦点は、8万1823ドルの上抜けか8万986ドル割れかです。21時30分のPCEが、会見で下がった2年債利回りを押し戻すかどうかが、日足の50日線を超えられるかの分かれ目になる可能性があります。

▼合わせて読みたい記事▼

仮想通貨取引所おすすめランキング|全23社を徹底比較!

仮想通貨おすすめランキング2024年完全版|500銘柄を徹底考察し選んでみた

USDTを日本円に換金する方法!日本人が換金するときにおすすめの取引所も紹介!