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ビットコイン、ハイテク株の好決算で8万4000ドルまで上昇|スペースXは一時12%高で市場をけん引

2026年10月22日 08:45  Arai Yu

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ビットコイン(BTC)は10月22日午前8時時点で8万4448ドルと、前日同時刻から1.62%高です。24時間高値は22日1時40分の8万4898ドル、24時間安値は21日14時50分の8万2635ドルでした。

21日の米国市場では、前日に好決算を発表したスペースXの株価が7.8%高となり、ナスダック総合指数も1.05%高と米株高が進みました。BTCも米株高とともに上昇し、1時40分には7日以来、約2週間ぶりの高値となる8万4898ドルをつけています。

本日21時30分には米新規失業保険申請件数が発表され、来週は29日5時にアルファベットとマイクロソフトが決算を発表します。

値動きの振り返り

BTC/USDT 30分足チャート

BTCは21日のアジア時間に8万2635〜8万3225ドルで推移し、14時50分に24時間安値8万2635ドルをつけました。16時台に出来高813BTCを伴って上げ始め、17時台に8万3714ドルまで上昇しています。その後、21時台までは8万3227〜8万3652ドルで推移しました。

22時30分の米国市場の取引開始後、22時台に一時8万3266ドルまで下げたあと上げ足を速め、23時50分に8万4728ドル、1時40分に24時間高値8万4898ドルをつけました。出来高は23時台が2383BTCと最も多く、0時台が1471BTC、22時台が1180BTCと、米国市場が開いていた時間に集中しています。

3時台に8万4400ドル、4時台に8万4180ドルまで下げたあと、5時の決算発表後に8万4847ドルまで戻しましたが、7時台に約400ドル下げ、8時は8万4448ドルでした。24時間の出来高は1万6377BTC、値幅は2.72%です。ETHは1.16%高、XRPは2.49%高、SOLは0.54%高で、コインベース・プレミアムは-81.11ドルです。

相場を動かした背景

スペースXの好決算で米国のハイテク株が上昇

スペースXは21日5時、7〜9月期の売上高が145億8000万ドルと前年同期比161%増え、純利益は44億ドルになったと発表しました。予想を上回る好決算を受け、21日の米国市場でスペースX株は寄り付き直後に166.18ドルと前日比12%高まで上げ、終値は7.8%高の159.31ドルでした。ナスダック総合指数は1.05%高、フィラデルフィア半導体株指数は1.97%高、S&P500は0.58%高と米株高が広がっています。

BTCも米株高とともに上昇しました。ナスダック100先物は22時から1時台にかけて2万9858から3万111まで0.85%上げ、BTCも同じ時間に8万3504ドルから8万4898ドルまで上昇しています。暗号資産全体では4時間に約1億1000万ドルの売り持ちの清算が出たと報じられ、上昇の途中で売り持ちの買い戻しが加わったとみられます。3時台に先物が0.3%下げると、BTCも8万4400ドルまで下げました。

5時にはテスラとメタが決算を発表しました。テスラは売上高が横ばいで、マスク氏は決算説明会でスペースXとの統合協議に触れたものの、それ以上のコメントは控えたと報じられています。決算後、ナスダック100先物は7時台に0.46%下げ、BTCも約400ドル下げて8万4448ドルとなりました。

ビットコイン(BTC)テクニカル分析

週足では、19日9時に始まった今週の足が始値8万2116ドル、高値8万4898ドル、安値8万1200ドルで推移し、先週の高値8万4352ドルを上回りました。価格は20週線7万2634ドル、50週線7万6179ドル、200週線6万7185ドルを上回り、100週線8万9597ドルだけが上方にあります。RSIは59.5、MACDのヒストグラムは先週の確定値2290.1から2074.2に減っていますが、減り方は小さくなっています。

日足チャート

日足では、価格が20日線8万3259ドル、50日線8万1750ドル、100日線7万4836ドル、200日線7万2776ドルをすべて上回りました。RSIは前日の53.0から58.0に上がっています。MACDラインは209.8とシグナル314.9を下回っていますが、ヒストグラムは20日の足で確定した-281.8から、9時に確定する21日の足では-105.2とマイナス幅が大きく縮み、ゼロに近づいています。

ボリンジャーバンドは8万262〜8万6255ドルで、幅は7.2%です。高値は19日8万3158ドル、20日8万3439ドル、21日8万4898ドルと3日続けて切り上がり、21日の高値は7日の8万5598ドル以来の水準です。21日の安値も8万2635ドルと、20日の8万1200ドルから切り上がりました。

50日線と200日線の差は8974ドルで、ゴールデンクロスの状態が続いています。上値メドは7日の高値8万5598ドル、その上はバンド上限8万6255ドルで、下値メドは20日線8万3259ドル、その下は50日線8万1750ドルです。

4時間足チャート

4時間足では、価格が20期間線8万2634ドル、50期間線8万2268ドル、100期間線8万2921ドル、200期間線8万3484ドルをすべて上回りました。ただし50期間線は200期間線を1216ドル下回り、デッドクロスの状態が続いています。RSIは67.7です。

21日21時からの足は8万3266ドルから8万4828ドルまで上げて8万4540ドルで引け、出来高5436BTCと直近4本で最も多い陽線でした。MACDはライン571.1がシグナル297.4を上回っていますが、ヒストグラムは246.9から275.1、273.7と広がりが止まっています。

ボリンジャーバンドは8万676〜8万4593ドルで、幅は4.74%です。価格はバンド上限に近く、上値メドは上限8万4593ドルと24時間高値8万4898ドル、下値メドは200期間線8万3484ドル、その下は100期間線8万2921ドルです。

1時間足チャート

1時間足では、20時間線8万3816ドル、50時間線8万2886ドル、100時間線8万2400ドル、200時間線8万2244ドルが上から順に並び、価格はすべてを上回っています。一目均衡表では転換線8万4256ドルが基準線8万3767ドルを上回り、価格は雲8万2062〜8万2350ドルの上、遅行スパン8万4448ドルも26本前の8万2848ドルを上回る三役好転の状態です。

MACDラインは530.5でシグナル493.3を上回っていますが、ヒストグラムは137.2から37.3まで縮んでいます。RSIは64.6です。ボリンジャーバンドは8万2320〜8万5312ドルで、幅は3.57%です。

サポートは転換線8万4256ドル、4時台の安値8万4180ドル、20時間線8万3816ドル、基準線8万3767ドルです。レジスタンスは4時間足のバンド上限8万4593ドル、5時台の高値と24時間高値が並ぶ8万4847〜8万4898ドル、その上が1時間足のバンド上限8万5312ドルです。

デリバティブ動向

OI清算

先物の建玉はBinanceで9万8514BTCと、24時間で3829BTC増えました。上昇した16〜18時台に計2077BTC、23時台に1583BTC増え、4時台には1031BTC減っています。

暗号資産全体の清算は8時10分時点の24時間で2億6555万ドルで、うち売り持ちが1億9527万ドルと73.5%を占めました。資金調達率は21日9時が0.0065%、17時が0.0085%、22日1時が0.0049%です。

清算ライン

ロング・ショート比率は21日8時の1.529から22日8時の1.015まで下がり続け、上昇の途中で売り持ちの口座が増えました。上位トレーダーの建玉比は23時の1.863から2時に1.594まで下がり、8時は1.647です。

上値では、24時間高値8万4898ドルを上抜けると、増えた売り持ちの買い戻しが出やすくなる可能性があります。下値では、4時台の安値8万4180ドルを割り込むと、上昇の途中で増えた建玉の手じまいが出やすくなる可能性があります。

ETF

米現物BTC ETFの10月20日分は2320万ドルの流入で確定し、IBITが2990万ドル、FBTCが360万ドルの流入でした。19〜20日の2日間では5億4990万ドルの流入です。21日分はIBITとFBTCが未報告で、暫定では6000万ドルの流入となっています。グレースケールは21日、10本のETFと投資信託で暗号資産を直接持ち込む設定に対応しました。

オプションは本日17時の満期が3260BTC、想定元本2.75億ドル、プット・コール比率は0.82で、マックスペインは8万3000ドルです。23日17時の満期は1万5116BTC、想定元本12.73億ドルで、30日17時には13万7055BTC、想定元本115.44億ドルの月末満期を控え、マックスペインは7万8000ドルです。

本日のデイトレ注目材料

本日の焦点は、テスラとメタの決算を受けた米国のハイテク株の動きです。ナスダック100先物は7時台に0.46%下げており、スペースXから続いた上昇が続くかが注目されます。来週は29日5時にアルファベットとマイクロソフト、30日5時にアマゾンが決算を発表し、29日3時にはFOMCの結果が公表されます。10月の利上げ確率は16.1%です。

21時30分には米新規失業保険申請件数(予想20万件)、19時50分には英中銀のベイリー総裁の講演があります。17時にはDeribitで3260BTCのオプション満期を迎えます。BTCの変動率は2026年の最低水準に近いと報じられており、FOMCや11月3日の米中間選挙を前に値動きが大きくなる可能性もあります。

上抜けシナリオでは、24時間高値8万4898ドルを上抜ければ7日の高値8万5598ドル、さらに日足のバンド上限8万6255ドルを試す展開です。下抜けシナリオでは、4時台の安値8万4180ドルを割り込むと基準線8万3767ドルと4時間足の200期間線8万3484ドル、さらに日足の20日線8万3259ドルが下値メドとなります。当日見るべきラインは、上値8万4898ドルと下値8万4180ドルです。

まとめ

22日のBTCは8万4448ドルと、前日同時刻から1.62%高でした。スペースXの好決算を受けて同社株が7.8%高、ナスダック総合指数が1.05%高と米株高が進むなか、BTCも上昇し、1時40分に約2週間ぶりの高値8万4898ドルをつけました。

日足は20日線を上回り、高値は3日続けて切り上がりました。1時間足は三役好転ですが、4時間足は50期間線が200期間線を下回るデッドクロスの状態で、テスラとメタの決算後には先物とともに約400ドル下げています。

短期の焦点は、8万4898ドルの上抜けか8万4180ドル割れかです。ハイテク株の上昇が続くかどうかと、来週29日5時のアルファベットとマイクロソフトの決算が、8万5000ドル台に届くかの分かれ目になる可能性があります。

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