メタプラネット(3350)は9月18日の後場に249円まで上げ、前営業日終値238円から11円高の4.62%高となっています。前引けの245円から、後場に入って一段高となりました。
引き金は日銀です。11時50分頃に政策金利を1.00%から1.25%へ引き上げると発表したものの、反対した2人がいずれも据え置きを求める立場だったため、追加利上げのペースは速まらないと受け止められました。ドル円は156円13銭から156円84銭へ円安に振れ、円建てで測る同社のBTC(ビットコイン)評価額を押し上げています。
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当日の値動き

241円で寄り付いたあと、9時37分に当日安値の240円をつけました。そこから切り返して11時15分に248円まで上げたものの、前引けは245円です。
発表の11時54分は東証の昼休みにあたり、現物市場では売買ができません。再開した12時30分に249円で始まり、12時33分に当日高値の251円をつけました。出来高は13時時点で890万株です。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
5日移動平均244.0円と75日移動平均243.9円をそろって上抜けました。16日の急落で割り込んだ水準を、2営業日で取り返した形です。PBRは0.94倍、次の関門は25日移動平均271.7円です。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
安値は9時台の240円から10時台244円、11時台245円、12時台249円と切り上がりました。高値も247円、248円、251円と伸びており、当日は一貫した上昇です。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
円安とBTC高が半分ずつ効きました。前日の東証大引けから13時までに円建てのBTC価格は2.02%上がり、内訳は円安が48%、ドル建ての上昇が52%です。BTCは12時15分台に24時間高値の7万7598ドルをつけています。
Bitcoin NAV(評価額)は5221億円と前日の5104億円から増え、未実現損益はマイナス1371億円(マイナス20.8%)と、前日のマイナス1476億円(マイナス22.4%)から縮みました。企業価値ベースのmNAV(EV mNAV)は0.83倍で、1株あたりNAV(希薄化前)382.73円に対して株価249円は0.65倍です。
今後の株価の焦点
前日のFRBの利上げと合わせても、日米の政策金利差は2.5ポイント以上残ります。金利差を理由にした円売りは続きやすく、円建てのNAVには追い風が残る地合いです。朝の8月全国コアCPIも1.7%と予想の1.8%を下回りました。
一方、東京市場は19日から23日まで5連休に入ります。15時30分からの植田総裁の会見と、その後の米国市場の動きは24日の寄り付きまで株価に反映されないため、持ち高を落とす動きが出やすい局面です。上値メドは25日移動平均271.7円、下値メドは上抜けたばかりの75日移動平均243.9円です。
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