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テザー支援の仮想通貨取引所Orionx、700万ドル超の顧客資産不足で永久閉鎖へ

2026年9月7日 18:38  9月7日 18:41  Arai Yu

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チリ拠点の暗号資産(仮想通貨)取引所オリオンエックス(Orionx)は9月3日、永久閉鎖の手続き開始と顧客の全引き出し停止を発表しました。法医学監査では、2018年から2021年にかけて700万ドル超の顧客資産が外部ウォレットに移されていたことが確認され、10万超の登録ユーザーに影響が及びます。

不整合は8月27日、COOのトーマス・マックミランが内部記録と実際の保管資産の差異を見つけたことで発覚しました。外部監査の結果、不足が確認されたのはBTC、ETH、XRP、POLなどで、資産は会社管理外のウォレットへ移管されていました。

オリオンエックスは9月2日、共創業者のホアキン・ディアス元CTOとロベルト・ジベルト元CEOらに対する刑事告訴に踏み切りました。告訴では、ディアス氏に関連するウォレットへの14件の移管で150万ドル超が動いたほか、別のウォレットでも187 ETHと410万USDT超などの移動があったとしています。

両氏は不正を否定し、「顧客の利益に反する行為は行っていない」と主張しています。不足の原因についても、真の理由は不明だとする立場を示しました。

顧客資産の返還手続きは始めるものの、オリオンエックスは全額返還を保証できないと明言しました。顧客資産の不足が確認された後に引き出しが凍結されており、返還の実効性が直接問われる状況になっています。

同社を巡っては、テザーが2025年6月にシリーズAを単独主導していました。一方、チリ金融市場委員会(CMF)は2026年6月19日、オリオンエックスの登録・認可申請を拒否しており、同社は監督対象外のまま運営されていました。

参考元:公式