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ビットコイン・イーサリアム・リップル急騰|仮想通貨はウォラー理事の据え置き示唆で上昇

2026年9月4日 11:58  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は9月3日から4日午前にかけて急伸しました。FRBのウォラー理事が9月会合での金利据え置きを支持しうると述べ、利上げ観測が後退したためです。ビットコイン(BTC)は8万2300ドルまで買われ、5月以来の高値を付けました。イーサリアム(ETH)は4.4%高、XRPは8.1%高です。米長期金利は低下しました。

ビットコイン、8万2000ドル台まで急騰|FRB利上げ観測が後退

ビットコイン、5月以来の8万2300ドル

ビットコインは7万7066ドルで始まり、3日午前0時10分の7万6748ドルが安値です。上げが本格化したのは3日午後10時30分からで、米国市場が開くと加速しました。午後11時台の1時間で7万8840ドルから8万0550ドルへ2.2%上昇し、出来高は直前の5倍超に膨らんでいます。4日午前6時30分には8万2300ドルを付けました。5月11日以来、約4か月ぶりの高値です。8月25日と28日に跳ね返された8万1000ドル台も上抜けています。現在値は8万0827ドルで、期間では4.9%高となりました。

イーサリアム、2500ドル台を回復

イーサリアムは2394ドルで始まり、3日午前10時の2370ドルが安値です。BTCと同じ3日午後11時台に2.4%上昇し、4日午前4時5分に2529ドルの高値を付けました。現在値は2500ドルで、期間では4.4%高です。2500ドルの節目を回復しました。上げ幅はBTCをやや下回っています。ただ8月30日に付けた2534ドルには届いておらず、上値には節目が残ります。

リップル、8%高で3銘柄の首位

XRPは3銘柄で最も上げ幅が大きくなっています。1.33ドルで始まり、3日午前0時10分に1.32ドルの安値を付けました。3日午後11時台の1時間では4.1%上昇し、BTCやETHの2%台を上回りました。4日午前5時25分の高値は1.48ドルで、8月25日以来の水準です。現在値は1.43ドルで、期間では8.1%高となりました。値幅は11.9%と3銘柄で最大です。

上昇の背景|利上げ観測の後退

きっかけは、FRBのウォラー理事が3日に示した見解です。インフレは2%の目標を大きく上回るとしながら、コアの物価指標が2月の4.76%から7月には3.05%へ下がった点を「相当な改善」と評価しました。そのうえで9月の会合では金利を据え置くことを支持しうると述べています。これを受けて9月の利上げ確率は12ポイント下がって55%となり、据え置きの確率は37%台から50%近くまで上がりました。米10年債利回りも4.80%から4.74%へ低下しました。

今後の展望|4日夜の米雇用統計

目先は4日夜の米雇用統計です。ウォラー理事の見解は物価の落ち着きが前提であり、雇用が強ければ利上げ観測が戻りかねません。3日発表の新規失業保険申請は20万6000件と予想をわずかに上回り、労働市場に大きな変調は出ていません。地政学では、ホルムズ海峡の通航が細ったままです。

注目ラインはBTCが8万2300ドル、ETHが2534ドル、XRPが1.50ドルの上抜けです。