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ビットコイン・イーサリアム・リップル反発|仮想通貨はウォーシュ議長講演前に上値試す

2026年8月28日 14:58  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は8月27日から28日午後にかけて反発しました。ビットコイン(BTC)は8万1478ドルまで買われ、25日に跳ね返された8万1272ドルを一時上抜けています。ただ節目は保てず8万ドルを割り込みました。イーサリアム(ETH)は2.0%高、XRPは4.1%高です。28日夜のウォーシュFRB議長の講演を前に上値を試す動きが出ました。

ビットコイン、8万ドル回復|ウォーシュ議長の講演に注視

ビットコイン、8万1000ドル台を試し反落

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコインは7万7790ドルで始まり、27日午前0時の7万7632ドルが安値です。そこから水準を切り上げ、28日午前10時30分に8万1478ドルを付けました。25日に上値を抑えられた8万1272ドルを上回り、50週移動平均のある8万1085ドル近辺も上抜けています。ただ滞在は短く、その後は売りに押されました。

現在値は7万9775ドルで、期間では2.6%高です。高値からは2%超下げており、8万ドル台を保てていません。25日の高値を上回った事実は残りますが、そこに買いが続かなかったことも示しています。

イーサリアム、2566ドルまで上昇

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムは2439ドルで始まり、27日午前0時の2432ドルが安値です。夕方にかけて買われ、午後6時25分に2566ドルの高値を付けました。現在値は2488ドルで、期間では2.0%高です。2500ドルの節目はいったん回復したものの、足元では割り込んでいます。値幅は5.5%で、BTCと同じく高値から押し戻された形です。上げ幅は3銘柄で最も小さくなりました。

リップル、3日ぶりに反発し首位

XRP/USDT 1時間足チャート

リップル(XRP)は3銘柄で最も上げ幅が大きくなりました。1.3714ドルで始まり、27日午前0時5分に1.3574ドルの安値を付けた後は買い戻されています。28日午前1時25分に1.4740ドルまで上昇し、現在値は1.4282ドルです。期間では4.1%高でした。3日続けて下げた後の反発で、27日単日ではBTCやETHを上回る上げ幅です。安値からの戻りは5%を超えました。

上昇の背景|講演前の地ならし

上げが集中したのは27日の夕方と、米国株が始まった深夜でした。同日夜に発表された新規失業保険申請件数は20万3000件で、市場予想の20万8000件を下回りました。継続受給者数も予想を下回っており、解雇は低水準にとどまっています。強い内容を受けて米長期金利は上昇し、10年債は4.647%を付けました。9月の利上げ織り込みも4割程度まで高まっています。それでも売られなかったのは、講演を前に買いを入れておく動きが優勢だったためとみられます。

今後の展望|28日夜のウォーシュ講演

最大の焦点は日本時間28日夜のウォーシュFRB議長の基調講演です。就任後初の講演で、テーマは金融イノベーションです。インフレへの警戒を強めれば上値は重くなります。慎重なら8万1000ドル台への再挑戦が視野に入ります。28日には約64億ドル規模の月末オプション満期も控えます。注目すべきラインは、BTCが8万1272ドル、ETHが2500ドル、XRPが1.47ドルを上抜けるかです。