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ハイパーリキッド、USDC準備金の運用益でHYPE買い戻し開始

2026年8月27日 14:16  Arai Yu

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ハイパーリキッドは2026年8月26日、AQAv2を有効化し、約50億〜55億ドルのUSDC準備金から生じる利回りの約90%をHYPEの買い戻し・バーンに充てる仕組みを稼働させました。暗号資産(仮想通貨)HYPEでは、取引手数料に依存してきた既存の買い戻しに加え、準備金運用益を使う第2の資金源が動き始めました。

新たな資金はAssistance Fundに送られ、市場でのHYPE買い戻しとバーンに使われます。USDC準備金の規模と年利回り3%前後を前提にすると、AQAv2由来の買い戻し原資は年1億3500万〜1億6000万ドル規模と見込まれます。一部推計では2億ドルを超える可能性もあります。

最初の支払いは10月3日に予定され、その後は30〜38日ごとに実行されます。仕組みの導入はバリデータ投票で承認され、賛成率は69.08%でした。可決に必要な66.67%を上回っています。

AQAv2では、コインベースが準備金の運用を担う「treasury deployer」、サークルが技術面を担う「technical deployer」として関与します。両社はそれぞれ50万HYPEをステークしています。

ハイパーリキッドでは、既に取引手数料の97〜99%をAssistance Fundに振り向ける買い戻しプログラムが稼働しています。HYPEローンチ後、この枠組みを通じて約12.7億ドル相当、約4.62億HYPEがバーンされました。AQAv2の追加で、買い戻し原資は手数料収入に加えてUSDC準備金の運用益にも広がりました。

年換算では、既存プログラムとAQAv2を合わせた買い戻しエンジンの規模は9億ドルを超える水準になるとみられます。HYPEの供給削減は、取引活動だけでなく、準備金から生じる比較的安定した利回りにも支えられる構造になりました。