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Lisk、独自チェーンを2026年10月31日に閉鎖し企業向け財務管理へ転換

2026年8月26日 19:52  Arai Yu

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Liskは独自のLisk Chainを2026年10月31日に停止し、企業向けの資金管理・決済プラットフォーム事業へ転換すると発表。暗号資産(仮想通貨)LSKは新事業でロイヤリティトークンとして扱われ、Lisk DAOの解散と1億LSKのバーンも提案されました。

独自チェーンの終了に伴い、Lisk Chain上でLSKを保有またはステーキングしている利用者は、10月31日までにEthereumへ資産を移す必要があります。ブリッジには最低7日かかるため、期限直前ではなく余裕を持った対応が必要です。すでにEthereum上や取引所でLSKを保有している場合は、追加対応は不要です。

開発者向けには、dAppやプロジェクトをCeloへ移す任意の移行支援を用意します。LiskはすでにCeloエコシステムとの接続を進めており、独自チェーンを畳む一方で、開発活動そのものを直ちに打ち切る構図ではないとみられます。

Lisk Governance Forumには8月25日、Lisk DAOを解散する提案が投稿されました。DAO財務から1億LSKをバーンし、総供給量を4億LSKから3億LSKへ減らす内容です。ステーキングも見直し、契約更新後は3日の待機期間を残しつつ、違約金なしでいつでもアンステークできる仕組みに改めます。

転身先の新プラットフォームは、企業の銀行口座とステーブルコイン口座を一元管理し、送金や受領、権限ベースの承認機能を提供します。

早期アクセスはすでに始まっており、将来的には企業カード、非保管型の財務管理、給与機能の統合まで広げる計画です。LSKはEthereumとBaseを主なネットワークとして、利用や紹介に対する報酬、将来的な手数料支払いに使う設計になります。

創業者のマックス・コーデック(Max Kordek)氏は、企業間のステーブルコイン決済が急拡大する一方、銀行口座の開設や国際送金では依然として回り道が多いと説明し、ワークアラウンドは、どれだけ優れていても、しょせんワークアラウンドにすぎないと述べました。今回の方針は、独自チェーンの運営から、企業の実務で使う金融ソフト提供へ軸足を移す判断を示しています。

画像:Shutterstock