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米39州の銀行協会が独自ブロックチェーン「BankChain Alliance」設立

2026年8月26日 19:44  Arai Yu

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米39州の銀行協会は8月25日、独自ブロックチェーン連合「BankChain Alliance」を設立したと発表しました。スマートペイメントやトークン化預金、ステーブルコイン、自動決済に対応する業界主導のネットワークを構築し、2027年の稼働開始を目指します。

BankChain Allianceは、銀行業界が所有し、設計し、運営するネットワークとして位置付けられています。参加する州銀行協会は39州を代表し、米連邦預金保険公社(FDIC)の2026年3月31日時点データに基づくと、3283行、総資産21.8兆ドル規模をカバーします。

暫定議長にはキャシー・クラニンガー(Kathy Kraninger)氏が就きました。クラニンガー氏はフロリダ銀行協会の会長兼CEOで、米消費者金融保護局(CFPB)の元局長でもあります。同氏は、規模を問わず金融機関が最新の金融機能を提供できる、安全で規制に準拠したネットワークの構築を掲げました。

対象サービスには、スマートペイメント、トークン化預金、ステーブルコイン、自動決済が含まれます。銀行業界では、ステーブルコインやトークン化預金などの活用を見据えた動きが進んでいますが、今回の計画は、それらを銀行業界の管理とガバナンスの下で全国的なネットワークに載せる構想です。

現在はネットワーク構築に向けた技術パートナーの選定段階にあります。ほかのネットワークとの相互運用性を確保する方針も打ち出しており、全米の銀行に参加と所有の機会を提供する設計としました。

銀行協会が州単位の枠を超えて共同ネットワークを立ち上げることで、業界共同の基盤を構築する構想です。今回示されたのは、銀行が外部の既存チェーンを利用するだけでなく、自ら統治するインフラを整備する動きです。

画像:shutterstock