暗号資産(仮想通貨)市場は8月17日から18日午前にかけて、ビットコインとイーサリアムが反発しました。17日夜からの米国株高に連動し、リスクを取る動きが強まりました。ビットコイン(BTC)は6万4000ドル台を回復し、イーサリアム(ETH)も1900ドルに乗せました。一方、XRPは買いに乗り切れず、1ドルには届かないまま0.99ドル台にとどまっています。
ビットコイン、6万4000ドルへ反発し200週線を回復|ドル安と利上げ観測後退が支え
ビットコイン、6万4000ドル台を取り戻す

ビットコインは17日朝に6万2780ドルまで下げた後、17日夜から18日にかけて水準を切り上げました。18日未明には6万4516ドルの高値をつけ、数日ぶりに6万4000ドル台を回復しています。現在値は6万4208ドルで、24時間では1.9%高と3銘柄で最も上昇率が大きくなりました。背景にあるのは、米国株の上昇に連動したリスクオンの動きです。
もっとも、スポットETFからの資金流出は続いているとされ、需要が主導した上昇というよりは、株式相場に連れた反発の側面が強いといえます。目先は節目を保てるかが試されます。
イーサリアム、1900ドルに乗せる

イーサリアムも17日朝の1870ドルを安値に持ち直し、18日朝には1916ドルまで買われました。現在値は1901ドルで、24時間では0.7%高です。前日まで戻せずにいた1900ドルを上回り、下値を着実に切り上げています。BTCと同じく株式相場に連れた動きで、当面は1900ドルを固められるかが焦点です。次の上値としては、2000ドルの節目が意識される展開です。
リップル、1ドルに届かず

XRPは18日未明に一時1.007ドルへ買われたものの、1ドルを維持できずに0.99ドル台へ押し戻されました。現在値は0.996ドルで、24時間では0.1%安と、3銘柄で唯一のマイナスです。BTCとETHが持ち直すなかで買いに乗れず、出遅れが際立ちました。関連ETFへの資金流入が細り、規制の不透明感も残るなか、支持だった1ドルが上値の抵抗に転じつつあります。
反発は株高連動、需要はなお慎重
今回の持ち直しを主導したのは、米国株の上昇です。17日夜からのリスクオンに連れて暗号資産にも買いが入り、BTCは6万4000ドル、ETHは1900ドルを取り戻しました。ただ、上昇の中身は需要の回復というより、株式相場への連動です。スポットETFからの資金流出が続くとされ、米国のクリプト規制を巡る不透明感も残るため、持続力には慎重な見方もあります。XRPが買いに乗れず1ドルを割ったままなのも、需要の弱さを映しており、反発の持続力が次の焦点です。
FOMC議事要旨とジャクソンホール
焦点はFedを巡るイベントに移ります。20日未明には7月会合のFOMC議事要旨が公表され、タカ派色の強かった会合だけに、利下げの手掛かりが注目されます。27日からはジャクソンホール会議が開かれ、28日にウォーシュ議長が就任後初の講演に臨みます。その発言次第で相場が動きやすい地合いです。
目先はBTCの6万4000ドル、ETHの1900ドル維持と、XRPの1ドル回復が焦点です。
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