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メタプラネット、株価229円へ急反発|日経安でも買われ、BTC6万4000ドル台回復が追い風

2026年8月18日 12:58  Arai Yu

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メタプラネット(3350)は8月18日、12円高の229円まで上昇し、プラス5.53%と急反発しました。前日の続落から一転し、ビットコイン(BTC)が6万4000ドル台を回復したことに、値動きの大きい同社株が連動して買われました。日経平均が1%超下落するなかでの上昇で、今回は市場全体の地合いではなくBTCの反発が上げを主導しています。

この株高とBTC反発を受け、企業価値ベースのmNAV(EV mNAV)は0.86倍から0.89倍へ上昇しました。BTC評価損を計上した8月13日の中間決算をこなした後だけに、BTC相場の持ち直しが株価を下支えした形です。

ビットコイン、6万4000ドルへ反発し200週線を回復|ドル安と利上げ観測後退が支え

当日の値動き

8月18日は227円で寄り付いた後、買いが優勢となり高値238円まで上昇しました。前引け前の時点で229円と高値圏を保ち、出来高は1070万株となっています。

前日8月17日は217円で引けてマイナス1.81%と続落していましたが、BTC安が一服して6万4000ドル台へ持ち直したことを映し、18日は大きく水準を切り上げました。日経平均が下落する地合いのなかでも、BTCに連動する同社株には資金が向かいました。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では、8月17日に210円まで下げて8月5日以来の安値をつけた後、8月18日は238円まで急反発しました。25日移動平均線を回復する動きで、下降トレンドのなかで戻りを試しています。

3カ月リターンはマイナス24.6%、1年リターンはマイナス74.4%と中長期は低水準ですが、直近は切り返しに転じています。本日高値238円は8月10日高値236円を上抜け、上値の目安は8月3日高値の240円です。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、18日の寄り付き227円から一段高となり、238円まで上値を伸ばしました。短期のサポートは本日安値の226円および8月17日安値の210円、上値のレジスタンスは本日高値の238円です。238円を上抜ければ240円が視野に入る一方、226円を割り込むと上げ一服となりやすい水準です。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

BTC保有量は4万3000BTC、平均取得単価は1533万1546円、取得総額は6593億円です。最新の買い増しは6月30日の2823枚で、以降は据え置きです。円建てBTC価格が1023万円へ持ち直したことで、Bitcoin NAV(評価額)は4399億円、未実現損益はマイナス2193億円(マイナス33.3%)と、8月17日のマイナス2276億円から含み損が縮小しました。

EV mNAVは0.89倍と、8月17日の0.86倍から上昇し、1倍割れ解消をうかがう水準へ戻しました。時価総額2947億円・企業価値3918億円がBitcoin NAV4399億円を下回る構図は続きますが、株高とBTC高で差は縮まりました。もっともmNAVが1倍を下回る間は新株発行によるBTC買い増しが機能しにくく、8月13日に新設した社債プログラム「BitBonds」を通じた買い増しの再開が今後の焦点です。

今後の株価の焦点

短期は、本日安値の226円および8月17日安値の210円が下値サポート、本日高値の238円から240円が上値のレジスタンスとなります。240円を上抜ければ戻りに弾みがつく一方、BTCが再び6万4000ドルを割り込めば上値は重くなりやすいとみられます。

当面は、6万4000ドル台を取り戻したBTCが同水準を保てるかが株価を左右します。あわせて、mNAVの1倍回復や、新設した社債プログラムを通じた買い増しの再開が、株価の方向を決める焦点となります。