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ゴールドマン・サックス、9月FRB利上げは極めて可能性低いと予測

2026年8月17日 20:08  Arai Yu

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ゴールドマン・サックスが、2026年9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げは「極めて可能性が低い」との見方を示しました。軟調な米経済指標を受けて市場の利上げ観測が後退し、ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)を含むリスク資産には追い風となる可能性があります。

同社のチーフエコノミスト、ヤン・ハッチウス(Jan Hatzius)氏は顧客向けノートで、「当社の基本シナリオでは、年が進むにつれてインフレに関する指標は再び悪化するより、さらに改善する可能性が高い。市場のフェデラルファンド金利の織り込みは依然としてタカ派に寄りすぎている」と述べました。

見方の修正を支えたのは、足元で相次いだ弱めの経済データです。最近の小売売上高は大きく落ち込み、雇用者数も予想外に減少しました。7月のコアインフレも鈍化し、追加利上げを急ぐ必要性は薄れているとの受け止めが広がっています。

金利上昇観測の後退は、暗号資産市場にとって資金環境の面で意味があります。利上げは借入コストを押し上げ、市場全体の流動性を引き締めやすいため、株式やビットコインのような価格変動の大きい資産には重荷になりやすい構造です。逆に利上げの可能性が低下すれば、投資家のリスク選好を支える材料になりやすくなります。

市場の織り込みも変化しています。CMEのフェドウォッチでは、9月会合で0.25ポイントの利上げが行われる確率は30.6%まで低下しました。記事公開時点のビットコイン価格は6万3500〜6万3600ドル近辺で推移し、協定世界時の深夜以降で約1%上昇しました。

今回の見解は、米金融政策を巡る市場の期待が、なお実際の経済指標より引き締め寄りに傾いている可能性を示しています。米金融政策の見通しは、暗号資産市場の資金流入と価格形成を左右する外部要因として引き続き重みを持っています。

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