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メタプラネット、株価210円へ下落|ビットコインは6万3000ドル台へ一段安

2026年8月17日 12:44  8月17日 13:03  Arai Yu

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メタプラネット(3350)は8月17日、5円安の216円まで下落し、マイナス2.26%と続落しました。安値は210円と、8月5日以来の水準まで売られています。ビットコイン(BTC)が6万3000ドル台へ一段安となったことが重しで、日経平均が高値圏でもみ合うなかでも、BTCに連動する同社株は軟調に推移しました。

8月13日に発表した中間決算は、最終損益が1827億円の赤字に転落したものの、株価はほぼ無風で通過しました。赤字はBTC評価損の計上によるもので、市場が織り込み済みだったためです。企業価値ベースのmNAV(EV mNAV)は0.86倍と1倍割れが続き、株価の重い展開が続いています。

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当日の値動き

8月17日は219円で寄り付いた後、前場を通じて売りに押され、安値210円まで下落しました。前引け前の時点で216円と安値圏にあり、出来高は1075万株となっています。前週末14日の221円から、15日・16日の週末を挟んでBTC安を映して続落した形です。8月13日の決算発表後も株価の値動きは小幅で、BTC相場をにらむ展開が続いています。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では、8月10日に233円まで戻した後、その後はじりじりと水準を切り下げ、8月17日は210円まで下落しました。25日移動平均線を再び下回り、下降トレンドが続いています。3カ月リターンはマイナス31.0%、1年リターンはマイナス75.1%と、中長期の低迷が続きます。下値のめどは8月5日と同水準の210円、これを割り込むと年初来安値192円が意識されます。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、17日の寄り付き219円から売りが優勢となり、210円まで下げました。上値のレジスタンスは本日高値の220円および8月14日高値の227円、下値のサポートは本日安値の210円です。210円を割り込むと200円台前半が視野に入る一方、220円を回復できれば下げ渋りとなります。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

BTC保有量は4万3000BTC、平均取得単価は1533万1546円、取得総額は6593億円です。8月13日の決算でも買い増しは示されず、最新の追加取得は6月30日の2823枚のままとなっています。円建てBTC価格が1004万円へ下げたことで、Bitcoin NAV(評価額)は4317億円、未実現損益はマイナス2276億円(マイナス34.5%)と、含み損が一段と拡大しました。

EV mNAVは0.86倍と1倍を下回り、時価総額2768億円・企業価値3739億円がBitcoin NAV4317億円を下回る「保有BTC価値を下回る評価」が続いています。mNAVが1倍を下回る間は新株発行によるBTC買い増しが希薄化につながるため、会社は決算とあわせて社債プログラム「BitBonds」を新設し、希薄化を避けた資金調達の枠組みを整えました。mNAVの1倍回復と、これを通じた買い増しの再開が今後の焦点です。

今後の株価の焦点

短期は、本日安値の210円が下値サポート、本日高値の220円から8月14日高値の227円が上値のレジスタンスとなります。210円を割り込むと200円台前半、さらに年初来安値192円が意識される一方、BTCが6万4000ドルを回復すれば下げ渋りが期待されます。

当面は、6万3000ドル台へ下げたBTCの値動きが株価を左右する構図が続きます。あわせて、mNAVの1倍回復や、新設した社債プログラムを通じた買い増しの再開が、株価の方向を決める焦点となります。