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ワイオミング州、州発行ステーブルコインの相互運用基盤をチェーンリンクへ移行完了

2026年8月19日 20:55  Arai Yu

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米ワイオミング州のワイオミング・ステーブルトークン委員会は、州発行ステーブルコイン「FRNT」のクロスチェーン相互運用基盤をLayerZeroからChainlink CCIPへ移行完了しました。暗号資産(仮想通貨)市場では、米国の公的機関がセキュリティ審査を理由に既存のブロックチェーン基盤を公開で置き換えた初の事例です。

移行後は、LayerZero実装を完全に廃止する予定です。採用の直接的な理由は、大規模なセキュリティ審査を経た結果とされており、Chainlink CCIPはFRNTの排他的なクロスチェーン基盤として多年度契約で導入されました。

今回の決定は、相互運用機能を補完的に追加したものではなく、基盤そのものを入れ替える内容です。少なくとも多年度契約の期間中、FRNTのクロスチェーン運用はChainlink CCIPに一本化される見通しです。

FRNTは、米国の公的機関が発行する唯一の完全準備型のフィアット担保ステーブルコインです。準備金から生じる収入は、ワイオミング州の学校基金プログラムを支援する仕組みで、準備金収入を州の学校基金プログラムに充てる点で、一般的な民間発行ステーブルコインとは異なる制度設計を持ちます。

今回の移行は、州の資金管理と結びつくトークン運用で、相互運用基盤の選定理由としてセキュリティ審査が前面に出た事例です。

移行完了時点のFRNTの時価総額は100万ドル未満でした。規模はまだ小さいものの、州発行ステーブルコインの運用基盤として、LayerZeroを外しChainlink CCIPを排他的に採用する判断が実行段階に入りました。

参考元:公式

画像:Shutterstock