米民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員とリチャード・ブルーメンソール上院議員は2026年8月4日、トランプ大統領のミームコイン「$TRUMP」について、米証券取引委員会(SEC)に調査を求める書簡を送ったとみられます。
書簡では、価格急落を踏まえて「rug pull(詐欺的退出)」の疑いを指摘し、証券法違反の可能性を調べるよう求めました。
2025年1月のローンチ以降、約100万の暗号資産(仮想通貨)ウォレットで計約38億ドルの損失が生じたとされます。
審議の山場を迎える暗号資産市場明確化法案「Clarity Act」にも影響を及ぼす可能性があります。
両議員はSEC委員長ポール・アトキンス氏宛ての書簡で、トランプ氏自身の公的発言で期待があおられた一方、コインの価値が大きく下落したとして、投資家保護の観点から調査が必要だと訴えました。
書簡では、公的発言による盛り上がりにもかかわらず価値が急落したため、詐欺的な仕組みが進行していないか調べ、投資家からの追加的な価値流出を防ぐ必要があるとしています。
$TRUMPはローンチ以来95%下落したとされます。損失額は約38億ドルに達し、損失が生じたと推計されるウォレット数は約100万です。
一方で、トランプ氏はこのミームコインから6億3,600万ドルを得たと報じられており、投資家損失との対比が政治問題としても重みを増しています。
2026年8月時点の$TRUMPの時価総額は約3億6,200万ドルです。
ミームコインは一般に、事業収益や資産裏付けではなく話題性や支持コミュニティへの期待で価格が動きやすく、発行者や著名人の発信が需給に強く影響します。
今回のケースでは、大統領本人が結び付く銘柄であることから、通常の投機的な値動きにとどまらず、利益相反や開示のあり方まで論点が広がっています。
トランプ大統領、2025年仮想通貨収入を開示|TRUMPミームコインやWLFIなどで14億ドル超
参考元:公式
画像:Shutterstock
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