こんにちは、コインパートナーです。今週(8月3日〜)のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。
本日のビットコイン(BTC/USDT)は6万2600ドル付近で推移しています。先週は7月29日のFOMCで政策金利が据え置きとなったものの、一部の委員が利上げを主張するタカ派的な内容となり、リスク資産全体の上値が重い展開となりました。ビットコインは一時6万6000ドル付近まで上昇し下降チャネル上限の突破を試みましたが、突破に失敗して反落。現在は再び下落基調に転じています。
テクニカル的には、4時間足でチャネル上限突破の失敗が確認され、日足でも中期MA(移動平均線)に上値を抑えられる形が継続しています。このままMA上に価格を戻せない場合、6万ドル割れ、さらには5万8000ドル割れからの急落シナリオが視野に入る警戒局面です。また、今週8月7日(金)には米雇用統計の発表が控えており、結果次第で大きなボラティリティが発生する可能性があるため注意が必要です。
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
日足では、昨年10月の高値から続く下降チャネルの内側での推移が継続しています。先週はチャネル上限へのトライが見られましたが、チャネル上限と中期MAのレジスタンスに阻まれて反落しました。
現在価格はチャネル上限付近に位置しているため、チャネル上限を突破する可能性自体はまだ残されています。ただし、これまで何度も上限で反落してきた経緯を踏まえると、ロングを検討するのは明確に上限を突破してからで問題ありません。
一方で、下値の焦点となるのは5万8000ドル付近の水平サポートです。この価格帯は過去に何度も価格を支えてきた重要ラインであり、ここを明確に割り込んだ場合は下値の目処が立ちにくくなり、5万ドル方向への急落シナリオが濃厚となります。
BTC/USDT4時間足チャート
4時間足では、先週の上昇でチャネル上限の突破を試みたものの失敗し、下落が始まっています。現在は各MAを下抜けた状態で推移しており、短中期の売り圧力が強まっている状況です。
このままMA上に価格を戻せない場合、まずは直近サポートの6万2000ドルの攻防が焦点となります。6万2000ドルを割り込むと下落が加速しやすく、心理的節目である6万ドル割れを目指す可能性が高いと見ています。
4時間足RSIは42付近まで低下していますが、こちらもまだ売られすぎ水準(30以下)には達していません。安易な逆張りロングは避けたい局面です。
上方向については、6万4000ドル〜6万5000ドル付近に4時間足MAとチャネル上限が重なっており、強いレジスタンス帯となっています。この価格帯を明確に上抜けるまでは、戻り売りが有効な地合いと判断します。
今週の注目指標
今週は週末にかけて米国の雇用関連指標が集中しています。特に金曜日の雇用統計は月間で最も注目度の高い指標であり、大きな価格変動の引き金となる可能性があります。
・8月5日(水)21時15分:ADP雇用統計(7月)
・8月5日(水)23時00分:ISM非製造業景況指数(7月)
・8月7日(金)21時30分:米雇用統計(7月)
先週のFOMCでは政策金利が据え置かれたものの、一部の委員が利上げを主張するなどタカ派的な色合いが強まりました。原油価格の上昇によりインフレ再燃への警戒が続く中、FRBの次の一手を占う上で雇用統計の重要性はさらに増しています。
前回(6月分)の雇用統計は予想を大幅に下回る弱い結果でした。今回も弱い数字が続けば景気後退懸念からリスクオフの売りが先行する可能性がある一方、利下げ期待の高まりから買い戻しが入る展開も考えられ、初動と逆方向に動く「往って来い」にも注意が必要です。逆に強い数字が出た場合は、利下げ期待の後退からビットコインには下落圧力となりやすく、テクニカル的な下落シナリオを後押しする形になるでしょう。いずれにせよ発表前後はボラティリティが急拡大しやすいため、ポジション管理を徹底しましょう。
今週の理想の注文ポイント
今週はチャネル上限突破の失敗により、戻り売りを基本戦略とします。8月・9月は例年ビットコインのパフォーマンスが悪い「夏枯れ相場」の傾向がある点も考慮すると、ロングは明確なテクニカル形成(チャネル上限の明確な突破)を確認してからの参加で問題ありません。
- エントリー:6万3500ドル〜6万4500ドルへの戻りで売り注文。または6万2000ドル明確割れで順張り売り
- 利益確定:6万ドルで部分利確、5万8000ドル付近で利確
- 損切り:6万5000ドル上定着(チャネル上限突破)で損切り
- エントリー:日足チャネル上限を明確に上抜け後、6万5000ドル付近への押し目で買い注文
- 利益確定:6万8000ドルで部分利確、7万ドルで利確
- 損切り:6万3000ドル下抜けで損切り
相場一言アドバイス
チャネル上限突破の「ダマし」に注意
チャネル上限のブレイクは絶好のロングポイントに見えますが、上限タッチ直後の飛び乗りは「ダマし」に遭いやすいポイントでもあります。ローソク足の実体がチャネル外で確定し、さらに押し目でサポートされることを確認してからのエントリーが、勝率を高めるコツです。
夏枯れ相場を頭に入れておこう
過去のデータを見ると、8月・9月はビットコインのパフォーマンスが悪化しやすい「夏枯れ相場」の傾向があります。夏季休暇で機関投資家の参加が減り、流動性が低下することで、下方向に値が飛びやすくなるのが要因の一つです。この時期は無理にロングで攻めるよりも、ポジションサイズを抑えて明確なトレンド転換を待つ姿勢が資金を守ることにつながります。