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エクスチェンジャーズ、AIエージェント決済「x402」の日本円建て実証を完了

2026年7月9日 17:13  Arai Yu

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株式会社エクスチェンジャーズ(代表取締役:竹田恒泰氏)は2026年7月9日、x402プロトコルを用いたAIエージェントによる日本円建て自律決済の実証実験を完了したと発表しました。

決済手段には同社発行の電子マネー「XJPY」を使い、自社調べで国内初の事例としています。暗号資産(仮想通貨)市場では、ブロックチェーン上の決済機能が、人間の操作を介さない機械同士の取引に使われる実装例となります。

x402は、米Coinbaseが開発したオープン決済プロトコルです。ウェブ通信で使われるHTTPの「402 Payment Required」を活用し、AIエージェントが有料コンテンツやサービスにアクセスする際、必要な支払いを自律的に処理できるようにする仕組みです。

今回の実証では、AIエージェントがKYC済みウォレットを使い、XJPY決済の署名を生成しました。その後、Facilitatorと呼ばれる機能がオンチェーン送金を実行し、送金確認後にコンテンツを取得する流れが、人間の介入なしで完結したとしています。

XJPYによるガスレス決済の実装

XJPYは、資金決済法に基づく前払式支払手段です。暗号資産やステーブルコインには該当しない設計で、同社は前払式支払手段発行者として関東財務局長 第00763号の登録を受けています。

実証は、自社プライベートブロックチェーン上で行われました。利用者側がブロックチェーンの手数料を意識せずに済むガスレス決済も実装され、自社マイナーが処理を担う構成とされています。一般利用に近づけるうえで、秘密鍵管理や手数料負担の複雑さをどこまで裏側に回せるかは要素です。

AIエージェント決済では、支払いの可否を人間が毎回判断するのではなく、あらかじめ設定された条件に沿ってAIがサービス購入やデータ取得を行います。少額決済や従量課金型サービスとの相性が意識されており、今回の実証は円建ての前払式支払手段を使った国内向けの検証として位置付けられます。

x402をめぐっては、2026年4月2日にLinux Foundation傘下でx402 Foundationが発足しました。Visa、Mastercard、Google、Microsoft、Stripe、Coinbaseなど22社が参加しており、AIエージェントが利用する決済規格として国際的な整備が進んでいます。

参考元:Prtimes
画像:Shutterstock

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