6月19日のメタプラネット(3350)は、前場を前日比3円安(-1.29%)の229円で折り返しました。前日18日にFOMCのタカ派サプライズで-9.02%と急落した直後だけに、6月19日は安値226円と6月11日の52週安値220円の6円手前まで下押ししたものの、下げ幅は小幅にとどまりました。
前場の売買高は538万株と低調で、ビットコイン(BTC)がFOMC後も約6万2800ドルへ一段安となるなかでも、株価は226〜232円の狭いレンジでもみ合いました。日経平均株価が円安を追い風に最高値圏で続伸するなかでの逆行安は続いていますが、急落翌日としては値動きが落ち着いており、売りが一巡しつつある可能性もうかがえます。
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当日の値動き

前日6月18日は、FOMCを受けて-9.02%の232円と急落していました。6月19日は228円とほぼ前日終値近辺で寄り付き、高値232円・安値226円の狭いレンジで推移し、前引けにかけては229円で売買されています。前場の売買高は538万株と低調で、私設取引(PTS)では228円台です。前日の急落時に膨らんだ商いは落ち着き、安値圏での小動きとなりました。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足では、6月18日の大陰線に続き6月19日も小幅安となり、安値226円と6月11日の52週安値220円に接近しました。220円は年初来安値でもあり、わずか6円差まで迫っているため、ここを割り込めば安値更新となります。
急落のあとは商いが細って226〜232円で下げ渋っており、目先は220円を維持できるかが下値の分かれ目です。戻りに転じる場合は、6月18日高値の246円が最初の上値抵抗となります。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では、6月19日の寄り付き228円を挟んで226〜232円の狭いレンジで横ばいに推移しています。安値226円が直近の下支え、上値は232円が戻りの抵抗です。
BTCが一段安となるなかでも下値を切り下げずにもみ合っており、この226円を割り込まずに踏みとどまれるかが、下げ止まりを見極める目安となります。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
メタプラネットのBTC保有量は4万177BTC、平均取得単価は1551万5602円、取得総額は6234億円です。BTC価格は本記事執筆時点で約6万2800ドルと、FOMC後の続落で一段安となっています。Bitcoin NAV(純資産価値)は4066億円で、未実現損益は-2168億円(-34.8%)と含み損が拡大しました。EV mNAVは0.87倍で、前日の0.86倍からほぼ横ばいの1倍割れが続いています。
時価総額は2918億円、企業価値(EV)は3533億円です。1株あたりNAV(希薄化前)は317.67円で、株価229円はこれを下回っています。なお負債残高は479億円、優先株残高は236億円です。
今後の株価の焦点
短期的には、6月11日の52週安値220円を維持できるかが最大の焦点です。割り込めば年初来安値の更新となり、下値模索が強まります。上値は246円・255円が戻りのメドです。FOMCのタカ派傾斜でBTCは上値の重い地合いが続き、メタプラ株もその影響を受けやすい状況です。
急落翌日の小動きが売り一巡につながるか、安値更新に向かうかは、大引けにかけての商いと値動きの見極めが必要です。mNAVは0.87倍と割安圏ですが、-34.8%の含み損を抱えるなかで割安感が買い戻しを誘うかは見通しにくいところです。なお同日には米イラン和平合意の署名式も予定され、リスク資産全体の地合いを左右する材料として注視されます。
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