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ビットコイン・イーサリアム・リップル反落|FRB新議長の初FOMCを控え仮想通貨は様子見

2026年6月17日 14:05  6月17日 14:06  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は6月16日から17日午前にかけて、高値圏でのもみ合いが続きました。前日までの急騰の勢いから3銘柄は16日未明にいったん高値を付けたものの、その後は上値が重く、方向感を欠いたまま狭いレンジで推移しています。

翌日のFOMCの結果を見極めようと市場が様子見に傾いたためで、ビットコインとリップルは小幅安、イーサリアムのみが小幅高と、こう着感の強い値動きとなりました。

BTC、6万5000ドル台へ下落|FOMC結果前にリスク回避、建玉を圧縮し様子見強まる

BTC、6万7000ドル台から6万5000ドル台でもみ合い

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコインは16日午前1時半ごろに窓内高値の6万7217ドルを付けましたが、これは前日からの急騰の延長で、その後は買いが続かず水準を切り下げました。16日夜から17日にかけては6万5400〜6万6300ドルの狭いレンジで推移し、17日0時ごろに窓内安値の6万5409ドルを付けています。

出来高が細り、先物のレバレッジも落ち着くなど、新規のポジションを傾けにくい地合いが鮮明でした。現在は6万5808ドルと、24時間で0.3%安の横ばい圏です。

ETH、1843ドルから1800ドル前後で底堅く推移

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムは3銘柄のなかで最も底堅い動きとなりました。16日午前1時ごろに1843ドルを付けた後、16日午後に1760ドルまで下げる場面もありましたが、その後は1775〜1805ドルで下げ渋り、現在は1793ドルと24時間で1.3%高い水準を保っています。3銘柄で唯一プラス圏を維持しました。当面は1800ドルの定着が焦点となります。

XRP、1.28ドルから1.21ドル台へじり安

XRP/USDT 1時間足チャート

リップルは16日午前4時ごろに窓内高値の1.285ドルを付けた後、上値の重さからじり安基調をたどりました。17日0時ごろに窓内安値の1.21ドルまで下落し、その後も戻りは限られています。現在は1.22ドルと、24時間で0.7%安の水準です。1.25ドルの回復が上値、1.20ドルの維持が下値の目安となります。

ウォーシュ新議長の初FOMCを前に、結果待ちの様子見が広がる

今回のこう着の主因は、16〜17日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にした様子見です。政策金利の据え置きはほぼ確実視されており、市場の関心は据え置きそのものより、同時に公表される政策金利見通しと、ウォーシュ新議長が初めて臨む会見のトーンに移っています。

結果の公表が日本時間18日未明と分析期間の外にあるため、投資家はそれを見極めるまで大きくポジションを傾けにくく、出来高の縮小や大口の様子見的な資金移動が観測されました。なお同期間には、イーサリアムへの資金流入がビットコインと逆行する動きもみられ、これがETHの相対的な底堅さを支えたとみられます。

焦点は日本時間18日未明のFOMC結果

市場の最大の関心は、日本時間18日未明に公表されるFOMCの結果です。ドット・プロットが利下げ回数の減少を示したり、ウォーシュ新議長の会見がタカ派に傾いたりすれば、高値圏の暗号資産には上値の重しとなりかねません。

逆に緩和に含みを持たせる内容となれば、レンジ上抜けのきっかけとなる可能性もあります。価格面では、ビットコインの6万5000ドル、イーサリアムの1750ドル、リップルの1.20ドルをそれぞれ維持できるかが、当面の下値の目安となります。

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