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メタプラネット、株価255円へ上昇|トランプ氏のイラン和平合意とBTC回復で急騰

2026年6月15日 11:31  Arai Yu

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6月15日のメタプラネット(3350)は、前場11時時点で前日比23円高の255円と急騰しました。前週末6月12日の232円に続く2営業日続伸で、6月11日につけた52週安値220円からは約16%の切り返しとなります。

週末に米国とイランの和平合意が成立して地政学リスクが大幅に後退し、週明けの東京市場は日経平均株価が3529円高の6万9549円と歴史的な急騰となりました。ビットコイン(BTC)も約6万5500ドルへ回復しており、全面的なリスクオンがメタプラ株の急騰を後押ししました。

BTC、イラン和平合意で6万5000ドル回復|リスクオン反発もFOMC控え上値は重い

当日の値動き

前週末6月12日(金)は230円で寄り付き、高値240円・安値226円をつけたあと、終値232円で引けました。出来高は1520万株です。

週末を挟んだ6月15日は買い気配で水準を切り上げ、252円で寄り付いたあとも上値を追い、高値259円・安値247円をつけて、11時時点では255円で推移しています。

前場の売買高は約1280万株、私設取引(PTS)でも256円台で取引されました。日経平均の急騰に連動して寄り付きから一段高となり、地合いの急改善を素直に映す展開です。

テクニカル分析(日足)

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では、6月11日の安値220円で当面の底を固め、6月12日・6月15日と2営業日続けて陽線を立て、255円まで切り返しました。各移動平均線は依然として上値に控えて下向きであり、戻り局面の段階ですが、220円を起点とした反発の角度は急です。

まずは6月2日終値の267円が上値の最初の節目となり、その上は下向きの25日移動平均線が戻り売りの目安として意識されます。下値は前週からの上昇の起点となった240円前後がサポートに転じるかが焦点です。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、6月12日からの上昇基調が継続し、6月15日は寄り付き252円から高値259円まで一段高となりました。押し目も247円どまりと浅く、短期的には247〜252円がサポート、直近高値の259円がレジスタンスとして意識されます。

日経平均とBTCの上昇に沿って下値を切り上げており、259円を明確に上抜けられるかどうかが、目先の上値追いの強さを測る目安となりそうです。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

メタプラネットのBTC保有量は4万177BTC、平均取得単価は1551万5602円、取得総額は6234億円です。BTC価格は約6万5500ドルへ回復しています。

Bitcoin NAV(純資産価値)は4213億円で、未実現損益は-2021億円と、前週の-36%超から含み損が縮小しました。一方で時価総額は3277億円、企業価値(EV)は3892億円で、mNAVは0.93倍と、6月11日の0.87倍から持ち直したものの、依然として1倍割れが続いています。

1株あたりNAV(希薄化前)は329.17円で、株価255円はこれを下回る水準にあり、保有BTC価値に対する割安感は残っています。なお負債残高は476億円、優先株残高は236億円です。

今後の株価の焦点

短期的には、今回の急騰が一過性で終わるか、持続的な底入れにつながるかが最大の焦点です。上値は267円、その先は295円が戻りのメドとなり、下値は240円・220円が支持帯として意識されます。

BTCは約6万5500ドルへ回復しており株価の追い風ですが、6月17日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が控え、結果次第ではボラティリティが高まる可能性があります。

和平合意を受けたリスクオンが続くか、BTCが6万5000ドル台を固められるか、そしてmNAV1倍割れの割安感が一段の買い戻しを呼ぶかが、今後の株価方向を左右するとみられます。

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