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メタプラネット、株価224円へ下落|ビットコイン底堅いなか連日安値更新

2026年6月11日 14:29  Arai Yu

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6月11日の東京株式市場で、メタプラネット(350)は前場11時時点で前日比5円安(-2.18%)の224円と続落し、安値222円まで売られて連日の年初来安値・52週安値を更新しました。

前日6月10日も14円安(-5.76%)の229円で安値を更新しており、下げ止まらない展開です。注目されるのは、ビットコイン(BTC)が6万2000ドル台で底堅く推移し、円建てではむしろ小幅高となるなかでの株安という点です。BTC価格に対して株価だけが売られた結果、保有BTC価値に対する株式の割安度を示すEV mNAVは0.87倍まで低下し、ディスカウントが一段と深まりました。

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当日の値動き

前日6月10日は236円で寄り付いたあと、高値239円どまりで安値229円・終値229円(前日比-14円、-5.76%)と大きく下落し、52週安値を更新しました。

出来高は2219万株です。続く6月11日は231円で寄り付き、いったん高値237円まで戻す場面もありましたが、その後は売りに押されて安値222円まで下落し、11時時点では224円(前日比-5円、-2.18%)で推移しています。前場の売買高は1306万株です。前日に新安値をつけたばかりの水準をさらに下回っており、安値更新が連日続く格好となりました。

メタプラネット(350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では、6月8日の231円、6月10日の229円に続き、6月11日も安値222円と日を追うごとに下値を切り下げる典型的な下降トレンドが続いています。各移動平均線は上値に控えて下向きで、戻り売り圧力が強い形状です。

直近で支えとなる節目を相次いで割り込んでいるため、まずは安値222円で下げ止まれるかが当面の焦点となります。反発に転じる場合は、6月11日高値の237円、その上の243円・250円台の回復が底入れの確認材料となります。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、6月11日の寄り付き231円から高値237円まで戻したあと、上値の重さが意識されて安値222円まで急落する展開となりました。

短期的には222円が直近の下値、戻りの上値メドは231円近辺です。BTCが底堅いなかでも戻りを売られる地合いが続いており、231円を回復できるかどうかが、下げ一服を見極める目安となりそうです。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

Metaplanet Analyticsの最新値によると、メタプラネットのBTC保有量は4万177BTC、平均取得単価は1551万5602円、取得総額は6234億円です。BTC価格は本記事執筆時点で約6万2100ドル(約994万円、1ドル=160円換算)と底堅く、円建てでは前日比で小幅高となっています。

Bitcoin NAV(純資産価値)は4004億円で、未実現損益は-2229億円(-35.8%)です。一方で時価総額は2867億円、企業価値(EV)は3482億円で、EV mNAVは0.87倍と前日の0.91倍からさらに低下し、1倍割れが深まっています。

1株あたりNAV(希薄化前)は312.86円で、株価224円はこれを大きく下回ります。BTCが下げ止まるなかでも株式だけが売られたことで、保有BTC価値に対する株価の割安感が一段と強まった点が、足元の最大の特徴です。なお負債残高は477億円、優先株残高は236億円です。

今後の株価の焦点

短期的には、6月11日安値222円で下げ止まれるかが最大の焦点です。割り込めば一段の下値模索につながる一方、ここで踏みとどまれば自律反発が期待されます。上値は231円、その先は237円・243円が戻りのメドです。

BTCは6万2000ドル台で底堅く推移しており、本来であれば株価の支えとなる水準ですが、足元では株式だけが売られる逆行が続いています。EV mNAV0.87倍という歴史的な割安水準が修正を促し、BTCとの逆行が解消に向かうかどうかが、今後の株価方向を左右するとみられます。6月17日に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にしたリスク回避姿勢の行方も注視されます。

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