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ビットコイン・イーサリアム・リップル下落|一時6万2000ドル割れと金利高で仮想通貨に警戒感

2026年6月4日 13:15  Arai Yu

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6月3日から4日にかけて、暗号資産(仮想通貨)市場は前日からの調整地合いを引き継ぎ、主要銘柄がそろって水準を切り下げる展開となりました。

米長期金利の高止まりを背景にリスク資産全般で持ち高調整が続くなか、ビットコインは戻りの鈍さからじり安となり、4日午前には一時6万2千ドルを割り込んで直近の安値圏まで売られました。

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ビットコイン、一時6万1000ドルまで下落

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコインは期間の開始時点で6万7930ドル付近にありましたが、戻りの鈍さからじり安となり、4日午前には一時6万1557ドルまで下落しました。

6万2千ドル割れで売りが一巡すると押し目買いが入り、現在は6万4千ドル付近まで値を戻しています。下値の堅さが確認された一方、上値は6万6千ドル前後が当面の抵抗帯となりそうです。

イーサリアム、一時1700ドル台まで下落

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムも期間開始時の1937ドルから水準を切り下げ、4日午前には1734ドルまで下押ししました。ビットコイン主導の地合い悪化に追随する展開でしたが、安値圏では買い戻しが入り、現在は1790ドル近辺まで持ち直しています。1800ドルの回復を維持できるかが目先の焦点です。

リップル、1.14ドルへ下押し後に1.20ドルへ

XRP/USDT 1時間足チャート

リップルは期間中盤に1.24ドルまで上昇する場面もありましたが、その後の地合い悪化で4日午前に1.14ドルまで下落しました。

もっとも下落率は主要銘柄のなかで小さく、相対的な底堅さが目立ちました。足元は1.20ドル前後まで戻し、いち早く下げ幅を取り戻しています。

米長期金利の高止まりがリスク資産の重しに

今回の下落の背景には、米長期金利の高止まりとドルの底堅さがあります。米10年債利回りが約12カ月ぶりの高水準で推移し、年内の追加利上げ観測がくすぶるなかで、投資家のリスク選好は後退しました。

金利上昇は暗号資産を含むリスク資産全般の重しとなり、上昇局面で積み上がっていた買いポジションの巻き戻しを誘いました。一方、4日午前にかけて売りが一巡すると、相場は急速に下げ渋っています。

ビットコイン6万6千ドル回復とFOMCが当面の試金石に

市場の目線は、安値圏での下げ止まりが定着するかに移っています。ビットコインは6万2千ドル台での底固めと6万6千ドルの回復、イーサリアムは1800ドルの定着が当面の焦点です。

マクロ面では米長期金利の動向と6月16〜17日のFOMCが最大の注目材料で、金利見通し次第でリスク資産の地合いが左右されそうです。リップルはMastercardによるRLUSD統合など独自の決済関連材料が下支えとなるか注目されます。

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