2026年4月22日〜23日にかけて、メタプラネット(3350)はBTC価格が7万8000ドル台と2月初旬以来の高値圏に回復したにもかかわらず、330円前後での停滞が続いています。
22日は前日終値339円に対し337円で寄り付き、前場に安値328円まで下押しされた後に切り返し、終値は336円(前日比-3円、-0.88%)でした。23日は330円で寄り付き、325〜338円のレンジで方向感に乏しい展開となっています。
当日の値動き

本日は330円で寄り付き、午前中は325〜338円のレンジで推移しています。PTS市場では22日夜間に348円まで買われる場面も見られましたが、東証では上値を追う動きは限定的です。
同期間中にBTCは7万6000ドル台から7万8500ドル付近まで約4%上昇しており、BTC上昇に株価が追随しない「乖離」が改めて意識される展開です。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足では2月25日の年初来安値284円を底に300〜340円のレンジで値固めが続いています。年初来高値639円(1月15日)からは約47%下落した水準にあり、主要移動平均線はいずれも株価の上方に位置しています。前週高値345円が目先のレジスタンスとして意識されており、終値ベースでの上抜けが次の方向性を占う焦点です。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では、21日・22日と2日連続で328円付近まで下押しされた後に切り返すパターンが確認されています。短期レジスタンスは340〜345円、サポートは325〜328円です。BTCが7万8000ドル台を維持する中でも株価の上値が抑えられていることから、需給面での売り圧力の根強さがうかがえます。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
メタプラネットのBTC保有量は4万177BTC、平均取得単価は約9万7593ドルです(3月末時点)。
4月22日〜23日時点のBTC価格は約7万8000ドルで推移しており、未実現損失は約20%に達します。mNAVは0.85〜0.86倍と1倍を下回る「ディスカウント」状態が続いており、BTC上昇局面でも株価が追随しにくい構造的な背景となっています。
同社はmNAVが1倍を下回る局面では普通株での資本調達を抑制する方針を採っており、BTC価格のさらなる回復がmNAV改善の鍵を握ります。
今後の株価の焦点
下値サポートは328円、上値レジスタンスは345円が直近の節目です。345円を明確に上抜ければ、MSワラント初回行使価格の373円が次の目標値として視野に入ります。
最大の注目材料は、22日に失効した米イラン停戦の延長可否です。停戦延長ならBTCは7万6000〜7万8000ドルのレンジを維持できるとの見方がある一方、停戦崩壊なら原油100ドル超え・BTCは6万5000ドル方向への下落リスクも意識されています。
また、5月13日に予定されている第1四半期決算の発表と、Q2最初のBTC追加購入の適時開示が次のカタリストとして注目されます。
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