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メタプラネット、株価236円まで下落し年初来安値|仮想通貨市場から1760億ドル消失が要因か

2026年6月4日 13:46  Arai Yu

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2026年6月4日のメタプラネット(3350)は、前日比7円安(-2.76%)の247円で推移しています。同社株は6月2日に9.49%安と急落した後も下げ止まらず、6月3日には4.87%安の254円で引け、当日6月4日には一時236円まで売られて年初来安値を更新しました。

背景にはビットコイン(BTC)価格が約48時間で9%急落し、2日間で世界の暗号資産市場から約1760億ドルが消失したことがあります。BTC連動性の高い同社株は、この暴落を真正面から受ける形で続落しました。

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当日の値動き

6月4日は243円で寄り付いた後、売りが先行して安値236円まで下押しし、前日に付けた年初来安値238円を割り込みました。その後はBTCの下げ渋りを受けて買い戻しが入り、午後にかけて247円まで値を戻しています。

出来高は午前段階で1789万株と、前日(4324万株)に比べ落ち着いた水準にとどまりました。PTS(夜間取引)は246.4円と、日中値とほぼ同水準で推移しています。

メタプラネット(3350)テクニカル分析(日足)

メタプラネット(3350)日足チャート

日足は5月下旬以降、明確な下降トレンドが継続しています。300円台前半で推移していた株価は6月2日の急落で267円まで水準を切り下げ、その後も主要な移動平均線を下回ったまま反発の糸口をつかめずにいます。

年初来安値を連日で更新しており、下値支持帯が崩れた格好です。短期的には売られすぎ感が意識される一方、明確な反転シグナルは確認できず、戻りは限定的とみられます。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、6月4日朝方に付けた236円が直近の底値として意識されています。寄り付き後の急落から247円付近まで切り返したことで、短期的なリバウンド局面に入った可能性があります。

ただし上値では戻り売り圧力が強く、254円(前日終値)が当面のレジスタンスとして機能しそうです。236円を明確に割り込むと、さらなる下値模索につながる点に注意が必要です。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

同社のBTC保有量は4万177BTC、平均取得単価は約1551万円、取得総額は6234億円です。Bitcoin NAV(純資産価値)は4131億円で、未実現損益は-2103億円(-33.7%)と含み損が拡大しています。

企業価値(EV)とBTC NAVを比較するEV mNAVは0.92倍と、1倍割れの状態が続いています。時価総額3161億円に対しEVは3777億円で、株価247円は1株あたりNAV(希薄化前)322.75円を大きく下回る水準です。市場が保有BTCの価値より割安に同社を評価する「NAVディスカウント」が一段と鮮明になっています。

今後の株価の焦点

当面の下値支持は6月4日安値の236円、上値抵抗は前日終値の254円とみられます。株価がBTC価格に強く連動する構造が続くなか、ビットコインが6万6000ドル割れの水準から反発できるかどうかが最大の焦点となります。

加えて、mNAVの1倍割れが定着するなかで、自己株買いや資本政策など会社固有の下支え材料が出るかも注目されます。優先株(Mars/Mercury)の上場時期を含む資本戦略の進展が、ディスカウント解消の手掛かりとなるか見極める展開が続きそうです。

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