Cardanoの創設者Charles Hoskinson氏は、米国政府がTornado Cashを禁止したことは、危険な規制の前例となると述べている。
言論の自由の侵害になりかねない
今月初めに米国財務省は、2019年以降Tornado Cashが70億ドル(約9580億円)相当の仮想通貨を洗浄するために使用されたと主張している。
そして、国家安全保障上の懸念を理由に、米国人がTornado Cashを使用することを禁止した。
新しい動画の更新で、コードが悪用されていることを理由に制裁することは言論の自由の侵害になりかねないとHoskinson氏は315,000人のYouTube購読者に伝えている。
「開発者としての理解におけるプロトコルは、私たちがコードを書くとき、それは表現であるということだ。そのコードの実行や利用目的に関わらない限り、私たちはただ書いているだけで、本を書くようなものなのだ。
例えば、『青酸カリの作り方はこうだ』とか『爆弾の作り方はこうだ』というような本を書くことができるが、ほとんどの場合、それは単なる言葉である。人にこれをやれと言うわけではない。
自由な社会では、一般的にこのようなことをすることは許されているが、彼らがそれを拒否し始めると、非常に不愉快になる。」
規制当局が制裁を加えるのは行き過ぎ
Hoskinsonは、Tornado Cashの開発者はその使用に関与しておらず、またその使用方法を他の人に教えてもいないので、規制当局が制裁を加えるのは行き過ぎであると付け加えている。
「今回の件は、自分たちがコントロールできるかどうかにかかわらず、ソフトウェア開発者は自分たちのソフトウェアがどのように使われるかに責任を負うと主張している。
例えば、Linuxカーネルの開発者はOSのカーネルを作っている。極端に言えば、北朝鮮はそのカーネルを利用して、独自のOSを作り、それをICBM(大陸間弾道ミサイル)のOSとして利用することができる。
仮に、Linuxカーネルのメンテナが北朝鮮の核兵器プログラムに貢献していると言うことができる。そう言おうと思えば、そう言えるだろう。」
またHoskinson氏は次のように付け加えた。
「明らかにそれは不合理なことだ。しかし、問題は、Tornado Cashの開発者がシステムの使用や操作に関与しておらず、コードを書いただけであっても、技術的に同様の使い方ができるという法体系だ。」
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