破産申請書によると、Celsiusは12億ドル債務超過に陥っている。
仮想通貨レンディングCelsiusが予想以上のスピードで成長した際、「誤った資産運用」を行ったという。
Celsiusは12億ドル債務超過
Celsiusの連邦破産法11条適用申請書では、12億ドル(約1646億円)もの負債が資産を上回っていることが確認されている。
申請書によると、Celsiusは顧客や債権者に55億ドル(約7546億円)の借金がある。
しかし、DeFiプロトコル・メーカー、Aave、Compoundからの3つの大型融資を完済し、約10億ドル(約1372億円)相当の担保を取り戻した後でも、Celsiusの資産は合計43億ドル(約5900億円)に過ぎないのである。
つまり、Celsiusは12億ドル(約1646億円)不足し、債務超過に陥っているのだ。
FTXのCEOであるSam Bankman-Fried氏が同社との取引を望まないのは、この「20億ドルの赤字」が残っているからだと語っている。
破産を申請した昨日の時点でCelsiuのバランスシート上にある資産の中には、6億ドル(823億円)相当のネイティブCELトークンが含まれている。
CoinMarketCapによると、トークンの価格は昨日、破産申請のニュースで0.42ドル(約33円)まで沈んだが、その後、この記事を書いている時点では0.71ドル(約97円)まで回復している。
また、申請書にはSymbolic Capital Partnersが最大の有担保債権者として記載されており、申請時におよそ2300万ドル(約31億5600万円)相当の2000ETHを同社が担保として保有している。
無担保債権としては、ケイマン諸島籍のファンドであるPharos USD Fundが8100万ドル(111億1400万円)の債権を有しており、最大の残高となっている。
さらにその下には、Bankman-FriedのAlameda Researchがあり、Celsiusは1300万ドル(約17億8400万円)の債務を負っている。
資産運用を誤った
Celsiusが破産に至った経緯を説明する項目では、Celsiusの資産額が予想よりも早く増加したことを申請書に記している。
「当社は今にして思えば、ある種の誤った資産運用の決断を下した。このような資産運用の中には、回収に時間がかかるものもあり、未曾有の市場の下落に照らしてみると、当社には不釣り合いな負債が残ることになった。」
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