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【エルサルバドル】ビットコイン法廷通貨採用後に見えた、国内の “残念な” 実情

2021年9月26日 02:09  2月6日 15:53  【編集長】合原和也

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ビットコインは、国民に受け入れられているとは言えない状況

エルサルバドルでビットコインが法定通貨として採用されたことは、仮想通貨の世界で今年最大の出来事のひとつであった。ビットコインの法定通貨採用は、中米の国の金融を変えるエンジンになる可能性があるとして、世界的に注目されている。

ビットコインを採用した中核の人物である同国の大統領Nayib Bukele氏は、政治家に対する市民の怒りから選出された民主派の人間として歓迎されていた。Bukele氏は大統領任命後、犯罪者に対する行動によって支持を維持することに成功した。彼への抗議活動は発生していたものの、数十人が集まる程度の小さなデモであることが多かった。

しかし、ビットコインをはじめとする出来事はそれを変え、政府への抗議集会に多くの人が集まるようになった。9月15日に行われたBukele政権に対する抗議デモには数千人が集まり、これまでの小さなデモとは明らかに異なるものであった。

世論調査ではBukele大統領の支持率は依然として80%を超えているため、短期的には政府に影響を与えることはないと予想されている。だが、今後の展開によっては国のリーダーとしての立場が揺らぐことも起こりうる。

ビットコイン法定通貨採用後にファーストフード店でビットコインの支払いを行なっている写真が報じられたが、実際にはビットコインが国内全体で受け入れられるにはまだ程遠い状況である。
ビットコインへの不具合があることは政府の責任もある。ある市民が、政府関連の証明書をビットコインで支払いができないことを主張したが、これ以外にもビットコイン支払いの不具合は多数報告されている。

そして、エルサルバドル人もビットコイン導入にはあまり熱心ではないようだ。国から国民一人一人に配られた30ドル分のビットコインを引き出すために、長蛇の列ができているという報告もある。政府は現金化できないと発表していたが、実際には存在するようである。

米ドルでビットコインを換金できるATMに並ぶ列です。ええ、ビットコインはエルサルバドルで成功しましたね。

エルサルバドルの国民は、国が作ったウォレット「Chivo」に配布されたビットコインを別のウォレットに送ることで、現金の引き出しが可能になることを発見した。これが、現金化できるATMで現金の米ドルを引き出すための長蛇の列ができている原因だと言われている。

一部の報道によるとエルサルバドル人の多くは、未だにビットコインとは何か、そのもの自体を理解していないという。エルサルバドル政府は国民にビットコインの真の価値を啓蒙する、という次の大きな仕事を担っている。

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この記事は、news.bitcoin.comの「A Rocky Start for Bukele’s Bitcoin Law — El Salvador After Adoption」を参考にして作成されています。