ビットコインが現存の銀行に勝つ可能性とは
ビットコインが持つ本質的な価値は、疑わしい目で見ていた人を納得させ、それを見物していた人をもビットコインネットワークに参加させることがある。かつてのインターネットの普及を上回る勢いで、ビットコインは成長を続けている。
ビットコインはかつて否定的だった著名人を肯定派に変えてきている。MicroStrategy社CEOのMichael Saylor氏、Tesla社およびSpaceX社のCEOのイーロン・マスク氏、ヘッジファンドマネージャーのMark Cuban氏は、かつては懐疑的な目で見ていた中で考えを変えた人たちである。この中でもっとも有名なイーロン・マスク氏は、2019年時点ではビットコインは「まったく適切でない」という考えを持っていた。だが、2021年には同社でビットコインを採用し、ビットコイン市場の象徴として、4月中旬までの上昇を引っ張っていた人物であった。
金融機関にも変化が現れ始めている。例えば、投資銀行であるJPモルガンの変化がその一例である。以前、経営陣は反ビットコインの方針をとっていたが、2021年に同銀行の顧客は仮想通貨取引へのアクセスを容易にできるようになった。
以前、仮想通貨界のキーパーソンであるBinanceのCEOであるChangpeng Zhao氏をはじめとする人たちは「銀行はビットコインの普及を無視すれば、大きな代償を払うことになる」と自信をのぞかせていた。現在ビットコイン市場を真剣に受け止めている銀行が多いことを鑑みると、今は彼らの予想通りに進んでいると言えるだろう。
一方で、銀行側には素直に仮想通貨市場に参入できない事情もあるようだ。大きな事情としては、規制の不確実性が挙げられる。規則が安定せず、ある日突然違反行為となりうることもあることから、参入には大きなリスクが伴う。また、インド、ナイジェリア、中国、は仮想通貨は全面的に禁止しており、そもそも参入自体ができない国もある。
今後、不確実な規制が仮想通貨に適したものとなった場合、今よりさらに多くの銀行がこの参入してくるだろう。仮想通貨アナリストのJoseph Young氏は最後にこう述べている。
すべての主要な金融機関は、最終的にビットコイン、イーサリアム、そしてクリプト部門にサービスを提供するでしょう。ゆっくりと、しかし確実に。
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この記事は、zycrypto.comの「What Are The Chances Of “The Bitcoin Effect” Winning Traditional Banks Over?」を参考にして作成されています。