イングランド銀行とイギリス財務省が、中央銀行デジタル通貨(CBDC)タスクフォースの創設を共同で発表した。
このニュースはイングランド銀行のプレスリリースによって伝えられている。
イングランド銀行と英国財務省がCBDC検討特別チームを編成
イングランド銀行とイギリス財務省が、イギリスにおける中央銀行デジタル通貨(CBDC)の可能性を検討するタスクフォース(特定の課題に取り組むために設置される特別チーム)を共同で設立した。
両政府当局は、イギリスでCBDCを発行するかどうかはまだ決定していないが、デジタル通貨の機能性とリスクを検討すると述べている。
タスクフォースの目的は、英国当局がCBDCを検討する際に、それぞれの法定目的に沿った戦略的なアプローチを採用し、当局間の緊密な連携を促進することです。タスクフォースは以下を行います。
・潜在的な英国CBDCの目的、ユースケース、機会およびリスクの調査
・目標を達成するためにCBDCが示さなければならない設計上のガイド評価
・英国CBDCの総合的なケースについて、厳密で一貫性のある包括的な評価を支援
・英国が世界的なイノベーションの最前線にいることを確認するために、国際的なCBDC開発を監視
イングランド銀行はまた、CBDCを導入する際の非技術的要素に関するフィードバックを得るためのエンゲージメントフォーラムと、CBDCを構築する際の技術的課題を検討するためのテクノロジーフォーラムを創設することを合わせて発表している。
この新たな取組に関して、イギリスのRishi Sunak財務大臣は以下のように語った。
我々のビジョンは、よりオープンで、より環境に優しく、より技術的に進歩した金融サービス部門です。成長中のフィンテックを後押しし、デジタル金融の限界を押し広げ、金融市場をより効率的にするために、私が本日説明したステップは私たちを前進させるものです。
コインパートナーの見解
CBDC実用化をテストする動きが各国から出始めている。中国において「デジタル人民元」のテストが進んでいることはよく知られているが、つい先日は日本もCBDCが持つ可能性について実証実験を開始した。現段階で実用化の可否は決まっていないが、その判断のために「概念実験フェーズ1」と呼ばれるシステム環境構築実験を行っている。今回のイギリスのニュースはこういった動きに続くものだ。
CBDCが仮想通貨にどのような影響を与えるかといったトピックについては多くの議論が交わされている。しかし、ビットコインが持つ「価値の保存手段としての役割」や「ボラティリティが激しく変動する」といった特性から考えるとCBDCが持たんとする役割とは異なる点が多く見られる。
そのため、ビットコインが持つ存在価値が脅かされる危険性は少なく、もしCBDCが実用段階に入ったとしても共存していくと予測する。いずれにせよ、各国のCBDCに対する動きは今後も気になるところだ。
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この記事は、U TODAYの「Bank of England and U.K. Treasury Create Digital Currency Task Force 」を参考にして作成されています。