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JPモルガン「ビットコイン50,000ドル維持は現状のボラティリティだと不可能」

2021年2月18日 15:33  2月6日 16:33  【編集長】合原和也

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JPモルガン「ビットコイン(BTC)価格が現在水準を維持するのは不可能」GLDとのボラティリティ比較、ETH先物にもコメント

「ビットコイン(BTC)価格が“50,000ドル”以上を維持するのは不可能だ。」

先日過去最高価格を大幅に更新したばかりのビットコインについて、米JPモルガン・チェース(JP Morgan Chase)がきわめて興味深いレポートを公開した。
今後のビットコイン相場について悲観的な見解を抱くJPモルガンは、その『ボラティリティ』を懸念材料として掲げる。

JPモルガンが活況中のビットコイン市場に冷や水「BTC価格、現在水準の維持は不可能に近い」

JPモルガンが、今後のビットコイン相場について悲観的な見解を示した。
先日公開されたレポートによると、『ビットコイン価格が50,000ドル以上を維持するのは不可能』に近いという。

しかし、これはあくまで「ビットコインのボラティリティが改善されない場合」という条件付きだ。
JPモルガンは、以前より問題視されていたビットコインの『ボラティリティ』を懸念している様子。

ビットコインのボラティリティは急速に落ち着く必要があります。そうでない限り、(ビットコイン価格が)現在の水準付近を維持し続けるのは不可能にみえます。」

今回このレポートを報告したのは、JPモルガンの著名ストラテジストNikolaos Panigirtzoglou氏が率いるアナリシスチーム。
同チームはビットコインの最近の値動きについて、「投機的な流れによって甚大な影響を受けた」と説明し、「ボラティリティ低下が必須」だと主張した。 

時価総額100兆円突破のビットコイン市場、しかし実は機関投資家の影響は小さかった!?

また、本日ビットコインの時価総額はついに大台“100兆円”を突破。

これには「機関投資家による市場参入が深く関係している」との見方が強かったが、JPモルガンによれば「機関投資家からの資金流入はわずか」だという。

「ビットコインの時価総額は2020年9月から約7,000億ドル規模の増加を記録しました。しかし、そのうち機関投資家からの流入は約110億ドル程度に過ぎません。」

(Source: https://www.theblockcrypto.com/posts/95115/bitcoin-btc-price-looks-unsustainable-unless-volatility-decreases-jpmorgan?utm_source=cryptopanic&utm_medium=rss.)

では、なぜビットコインの時価総額はここ数ヶ月間でここまで急激に膨らんだのか?

前出のJPモルガンNikolaos Panigirtzoglou氏率いるストラテジストらによると、「リアルマネー投資家及び投機的投資家からの関心の高まり」と、「個人投資家からの資金流入の劇的な増加」が理由であると考えている。

この点について、JPモルガンストラテジストチームは、以下のように報告した。

2021年1月以降における市場の動きは、投機的な流れの影響をより大きく受けているようです。これはまた、個人投資家間のフローに再加速がない場合、現在価格を維持するために実質ある程度のマネーフロー上昇が必要になる可能性が高いことを示唆しています。()

「個人投資家による資金流入について、20211月以降は特にアメリカ個人投資家の有する影響力が強まっています。この個人投資家の動きが株式市場のみならずビットコイン(価格上昇)の原動力となっていることは間違いないでしょう。」

(Source: https://www.theblockcrypto.com/posts/95115/bitcoin-btc-price-looks-unsustainable-unless-volatility-decreases-jpmorgan?utm_source=cryptopanic&utm_medium=rss.)

ビットコインと金のボラティリティを比較、CME開始のイーサ(ETH)先物にも言及 =JPモルガン・チェース

(Source: https://www.tbstat.com/wp/uploads/2021/02/Flows-Liquidity_16Feb21.pdf.)

そして、JPモルガンは、ビットコインのボラティリティと金のボラティリティを比較した。
「平均すると、Grayscale Bitcoin Trust(GBTC)は、金ETF(GLD)の『6.2倍』のリスクキャピタルを消費する」と結論づけている。

(Source: https://www.tbstat.com/wp/uploads/2021/02/Flows-Liquidity_16Feb21.pdf.)

加えてJPモルガンストラテジストチームは、先日CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)が立ち上げた『イーサ(ETH)先物』についてもコメント。
「ETH先物の初動は、CME提供のビットコイン先物が初期に見せた動きに類似している」と言及したうえで、以下のように述べた。

「…しかしわたしたちの意見では、そもそも投資家の仮想通貨に対する関心が成熟するまでに数年かかっていました。ETH先物が牽引力を獲得し始めるのには、BTC先物が初期に要したほど長い時間はかからないでしょう。」

執筆現在(21723時半現在)、ビットコイン(BTC)価格は『51,000ドル(=約540.4万円)』前後での推移を継続する。
今後も引き続きビットコインボラティリティを注視しつつ、その他アルトコインもふくむ仮想通貨市場全体の動きを慎重な姿勢で見守っていきたい。

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この記事は、www.theblockcrypto.comの「News Bitcoin: JPMorgan strategists say “Bitcoin’s current high price ‘looks unsustainable’ unless volatility decreases”.」を参考にして作成されています。