「最も使用された仮想通貨」ビットコインは首位陥落
「最も使用された仮想通貨とはなにか?」と聞かれて一番に思い浮かぶのはビットコインだろう。
だが、取引高をベースに考えた時、2020年に最も使用された仮想通貨はビットコインではなくUSDTだった。
仮想通貨データサイトCoinMarketCapによると、2020年に最も多く取引された仮想通貨はUSDTだった。
USDTの取引量はビットコイン・イーサリアム・リップルという時価総額上位3位の仮想通貨の取引量の合計とほぼ同じで、段違いだ。
USDTは同量の米ドルと同じ価値を持つ「ペッグ通貨」という特性から、多くの仮想通貨取引所で基幹通貨として扱われている。
そのため、仮想通貨市場全体の取引が盛んになればなるほど新規発行・取引が行われる。
だが、USDTの発行量が増えれば増えるほど、Tether社の信用リスクも大きくなる。
USDTを発行しているTether社は、1USDT =1米ドルに固定するための裏付け資産を保有していなくてはならない。
この裏付け資産が不足しているのではないかという疑いが、Tether社には以前から向けられている。
2019年に行われた裁判所の調査では、必要な裏付け資産の74%しか確認できておらず、依然大きな信用リスクを抱えている。
仮想通貨市場においてあまりに大きな位置を占めているUSDTが、今後このリスクをどのように解消していくのにも注目しておく必要がありそうだ。
なお、取引高2位はビットコイン、3、4位はイーサリアム、リップルと続いている。
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この記事は、Decryptoの「In 2020, Bitcoin Is No Longer The World’s Most Used Cryptocurrency」を参考にしています。