ここ最近、アルゼンチンのビットコイン(BTC)取引量が爆発的に増加しており、ビットコインの需要の高まりが顕著に表れている。
その背景には、アルゼンチン国家による650億ドル(およそ6.9兆円)相当の規模にまで及ぶ、対外債務のデフォルトが存在しているという。
ビットコイン(BTC)取引量爆発的増加、インフレに備える人々の動き高まる
アメリカの格付け大手S&Pグローバル・レーディングスは今月7日、アルゼンチンの外貨建て債務の一部に、長期・短期ともに不履行があることを発表していた。
(1/2) Argentines are dumping record amounts of pesos for #bitcoin on @LocalBitcoins, as the government is about to default on its debt (https://t.co/rSYFq8gDSD) and the currency is suffering from inflation. (Source: @Coin_Dance) pic.twitter.com/oTFYadike4
— Arcane Research (@ArcaneResearch) April 23, 2020
アルゼンチン国家のデフォルトによって、ビットコイン(BTC)の取引量は急増しており、2018年1月と比較すると、アルゼンチンペソ(ARS)換算で1,028%以上の増加にまでのぼるという。
最近数週間で、アルゼンチン国内におけるビットコイン(BTC)取引量の急増はさらに顕著になっている。
これは、アルゼンチン政府が約650億ドルもの対外債務をデフォルトにしようとしているためだ。
多額の債務をデフォルト扱いにすれば、国の信用格付けを損ない、経済の流動性をさらに枯渇させるだけでなく、追加の融資を受けられなくなるなど、アルゼンチンペソ(ARS)がハイパーインフレ通貨になる可能性が高い。
その結果、アルゼンチン経済とアルゼンチンペソ(ARS)は崩壊の危機に瀕しており、アルゼンチンの国民は、自身の資産価値を保護するために、ビットコイン(BTC)購入に走っているという。
この現象は、コロナウイルスが拡大する昨今、世界中のあらゆる国々で生じる可能性がある。
アルゼンチンのデフォルトには、コロナウイルスの感染拡大も影響していると考えられているため、他の国々も例外ではない。
米暗号資産(仮想通貨)メディアは、「今後、対外債務不履行の国家が徐々に増えていく可能性がある。これは、ビットコイン(BTC)の世界的な活用ケースが急速に増加することを示している。」と報じた。
(2/2) The volume has increased 1028% in Argentine pesos, 407% in BTC and 139% in USD since the beginning of 2018, showing a substantial growth in real terms as well. pic.twitter.com/BTvH4kKH2P
— Arcane Research (@ArcaneResearch) April 23, 2020
コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、各国の法定通貨は不安定な状態に陥っている。
かつてから、“資産価値の保存手段”としての注目を浴びてきたビットコイン(BTC)だが、経済的に不安定な世界各国を救う救世主となれるのか。
今後のビットコイン(BTC)の動きに、世界中からますます注目が集まる。
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