今日で2019年も終わる。
直近は弱気相場ではあるが、年初からの価格で見ると2倍以上にもなっている。
しかし暗号資産(仮想通貨)市場全体が好調だったわけでなく、ビットコインのみが上昇する展開となった。
そんな大成長を遂げたビットコイン相場を振り返っていこう。
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ビットコインの1年間の値動きと、主要ニュースをまとめたものが以下になる。
今年も色々なニュースがあったが、なかでも一際相場に影響を与えたのは、「習近平国家主席のブロックチェーン強化宣言」であったろう。
それまで価格が低迷していたビットコインであったが、中国トップの暗号資産(仮想通貨)ポジティブ宣言により、なんと2日で価格が約30%も高騰した。
他にも
など暗号資産(仮想通貨)市場を揺るがす大きなニュースが目白押しだった。
普段ニュースは価格に影響を与えることが少ないが、「中国の動向」や「ビットコインの信頼性」を揺るがすようなものを価格にも影響を与えることが分かった。
ここからはチャートでビットコイン相場を振り返る。
ビットコインは昨年の11月に暴落してから、弱気相場が続いており今年の第1四半期までは引きずっていた。
しかし、4月の頭に「20%超えの大暴騰」が起こると一気に相場は、強気に転じた。
2018年の重要ラインであった65万円(ピンクライン)を破ってからさらに上昇が加速し、7月の始めに今年の最高値150万円を記録した。
しかし一度付けた高値を更新することはなく、赤ラインで形成される「ディセンディングトライアングル」内を推移した。
そして結果はセオリー通り、サポートラインを下に割る展開となり9月末には90万円を割っていた。
低迷が続いた10月であったが、習近平氏の発言により一時は価格を戻す。しかし、オレンジのレジスタンスラインに阻まれ大きな上髭をつけてしまった。
上昇むなしく徐々に下落していく11月の相場。結局9,10月の安値を割り込み、一時7000ドルを割る超弱気相場となった。
現在はなんとか持ちこたえているものの、オレンジラインで形成される下降チャネルを推移しており、弱気なのがわかる。
今年1年で上昇したものの、現在は完全に弱気相場となっており、一旦は再度底を探しに行く展開となるであろう。
このままずるずると下がり2018年の安値である35万円(1番下の黒ライン)まで落ちる可能性は否定できない。
そこで反発したとしても、黒のレジスタンスラインに上昇を阻まれると、悪魔の「ディセトラ形成」となり、最後は落ちる展開となるであろう。
最悪のシナリオを考えてみたが、ここまで長い足でのチャートでテクニカル通りに進むことも珍しい。
それこそ2020年には「半減期」「オリンピック」など昔から期待されているイベントもあるため、上手くはまれば上昇に転じる可能性もある。
また安全資産として機能しつつあるビットコインは、「株式市場の不調」によって上昇に転じる可能性もあると見ている。
チャートで言うと、まずはピンクライン(65万円)で反発できるか。その後オレンジの下降チャネル、長期では黒のレジスタンスラインを抜けるかどうかに注目すると良いであろう。
抜けていく場合は、バブル時の高値「230万円」を目指して上昇するに違いないとみている。
2020年もビットコインから目が離せない。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner